「もう一人のスーパーマン」ブライトバーン 恐怖の拡散者 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
もう一人のスーパーマン
子どもができない夫婦が養子にしたのは宇宙人だった。って、序盤の設定はまんまスーパーマン。肉体が強固だったり、空が飛べたり、目から光線が出るってのもスーパーマンに似てる。違うのは心根だけ。他の人も書いているが、まさに悪のスーパーマン。もしくは恐怖のスーパーマン。
と言いつつ、ブランドン少年はいい子の心もまだ残っている。でも、葛藤してるシーンはほとんどなかったな。やっぱり悪のスーパーマンか!
でも、この映画はローティーンのこじらせ方を最悪な形で表現したところもキモだと思う。能力を楽しんでるところがあるし、皆に認めてもらいたい欲も強い。その意味では、悪のシャザム!とも言える。
それなりに面白かったが、ホラーテイストにするためにブランドン少年の能力シーンをハッキリと観ることができる時間は少なめ。ドカーン!と揺れて、ズバッと目の前を横切って、ビシャーっとかビューンって殺していくから彼のことがよく見えないのよ!もっと能力使ってる強いブランドンを観たかった。そして、ヴィランとしてのブランドンをもっと観てみたい。
いや、続編を期待するわけではないけと!
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