「恐怖の拡散者は別にいる」ブライトバーン 恐怖の拡散者 Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
恐怖の拡散者は別にいる
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安い日に、予告でちょくちょく観たんで
観てやるかという感じで視聴
ジェームズ・ガンの他作品は観ておりません
まず子供が出来なかった夫婦が突然子供を授かる、
という導入は別に良いんですが、どう授かったのか
の部分をずいぶん端折って10年進めてしまったところで
いきなり首をかしげます
つまり「夫婦が知っている」ことを観ている側に
ハッキリ明かさない形になるわけです
それだと夫婦の心理がわかりづらく
だんだん変化してくるブランドンに対する感情が
全然伝わってきません
妻が無理矢理肯定して
クラスメイトの腕をへし折る息子を擁護する
モンペアぶりがいやがおうに強調されてきます
途中でやっと子供を授かったエピソード部分が
出てきて宇宙船が出て来ますが
なんか暗くてよくわからずでかいフジツボみたいに
しか見えません
そして前述の説明不足もあってだんだん
どーでもよくなってきます
はよ暴れ出せって感じ
でいざ暴れ出せば街の人がどんどん巻き込まれ
あらかた起こったところで息子の仕業だったのねと
妻がやっと気がつきます
っていうか宇宙から来て宇宙船も隠してて
あんた気が付いてなかったのかよって感じ
オチもひどいもんです
正直恐怖の拡散者は妻です
ブランドンは「迷惑の拡散者」ですね
色々丁寧さもなくあっけらかんとした
ホラー映画でーす的な志で作られた感じでした
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