「悪のスーパーマン誕生」ブライトバーン 恐怖の拡散者 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
悪のスーパーマン誕生
ひねりが無い私のタイトル、、だってそうだものw
子供を欲しがっていた夫婦に子供が空から降って来た。
主人公であるブランドン少年は、他の同級生と違う行動をし始める。青年期は欲のまま自らを動かし、人を傷つける。
育ての親でさえ制御不可という暴走状態に。
彼は何処から来たのか?地球人と違うのか?
普通だったらブランドン少年の「善の道」を描きがちな所をあえて「悪の道」を描く、意外と発想の転換が効いたホラー映画である。
少年の能力はまるでスーパーマンの様で、「製作の際にクレームが付かなかったのか?」とギリギリのラインを責めている様に思えた。ありそうで無かったお話。
また、少年の「時には犠牲も必要」という考えが怖い怖い。
やられてしまう人間達も痛々しい。
観客側としては怖さよりかはその痛みに共感すると思う。
尺が尺なので、結末が解りやすく残念だったが、たまには逆発想のこんな映画もあっていいと思います。
ただ、最初少年を庇っていた少女がいきなり嫌がる側に変わったのは、ちと府に落ちなかったな。
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浮遊きびなごさんのコメント
2019年11月21日
巫女雷男さん、ありがとうございます!
スーパーマン関係の所から怒られなかったのかとか、子どもがあんな残虐なことしちゃう内容とか、色々とせめてますよねえ。
子どもって元来残酷なものとは思うんですが、それでも「犠牲が必要」だなんて澄まし顔で言いのけるほどに調子付いちゃうブランドンはかなり不気味でした。
なかなかの変化球で楽しかったですね!
寝落ちマン(次男)さんのコメント
2019年11月16日
まあパッと姉さんが思い浮かんだので。サノスやソーでもお仕置きできそうな気もしますが、なんとく宝石手袋や斧無しで大丈夫?と思ってしまうもんで。