「生きる伝説」ラスト・ムービースター Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる伝説
昔スターだったが落ちぶれて、独り余生を過ごす映画俳優の元にナッシュビルのフィルムフェスティバルから招待状と功労賞受賞の知らせが届き訪れる話。
足にしても宿にしてもアテンドにしても想像していたものと違うし、いざ会場に着いたら映画祭とは名ばかりで、映画好き達がパブで開いた上映会だったというストーリーをバート・レイノルズの昔の作品を主人公の経歴に置き換えて展開して行くのが面白い。
バート・レイノルズに思い入れが無くても、過去作を知らなくても問題なく楽しめるつくりになっているのも良い感じ。
トランザムは痺れたけどw
明るく楽しくポップなづくりで、プライドと自覚の間で葛藤しつつ、自身のルーツを辿り向き合って行く姿に情けなさや哀しさや温かさを感じてグッとくるとても良い作品だった。
トランザム&脱出を久々にみたくなった。
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