「後世に伝えていくべき事件、残していくべき作品」Winny 滝野楽人さんの映画レビュー(感想・評価)
後世に伝えていくべき事件、残していくべき作品
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事件当時は日本に住んでおらず、リアルタイムに詳細を追うことはできなかったのですが、日本で逮捕者が出たことは、海外に住んでいる自分にとっても衝撃的だったことは覚えています。
Winny や開発者の金子勇さんに対しては賛否両論あるかと思いますが、日本のソフトウェア産業が発展しなかった事実は間違いないので、いずれにしても風化させてはいけない、後世に伝えていくべき事件でしょうし、残していくべき作品だと思います。
東出昌大さんの憑依っぷりは『聖の青春』の羽生さん役でも感動しましたが、今回も相変わらず素晴らしいです!
個人的には「イヤなやつ」のイメージが強い吹越満さんと、「良い人」のイメージが強い渡辺いっけいさんが、本作では正反対の役を演じておられるのが面白く、裁判でお2人が直接対決するシーンはとても新鮮でした。
あと、裁判官がいかにも技術の話に付いていけなさそうなおじいちゃんなのは実際にそうだったのか気になっちゃいました。なんだか配役に悪意があるような。。(笑)
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