「科学者の倫理観」Winny odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
科学者の倫理観
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なぜ金子氏の死後10年も経ってから、winny事件をドキュメンタリーのように蒸し返したのか、最高裁で無罪判決だから、京都府警の冤罪事件なのかもしれないが真実は分からない。
winnyというソフト名は既に人気のあったファイル共有ソフトWinMXのM→n、X→yと一字進めたもので匿名性を高めたソフトでたちまちコンテンツの違法流通に更なる拍車をかけることになりましたから悪用を予見できなかったとは言い難いですね、道具に罪はない、誤った使い方をする人の方に罪があるというのは一理あるが、ダイナマイトを発明したノーベルのような心境だったのか?、期せずしてアカデミー賞をとったオッペンハイマーにも通じる科学者に倫理観を問うべきかの深い問題にも思えますが、脚色っぽい構成、ほぼ同時期とは言え愛媛県警の裏金事件まで添えて警察の横暴ぶりを一緒くたにして強調しているようにも思え、後味が今一、すっきりしませんでした。
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