「控えめに言って大傑作」フリー・ガイ 柿の種さんの映画レビュー(感想・評価)
控えめに言って大傑作
近年稀に見る傑作だと感じました。
映像も素晴らしく、脚本の完成度、演技の見事さ、いずれにおいても高いクオリティを実現していると思います。話の切り口が斬新で、冒頭から作品の世界観に引き込まれると怒涛の展開で一気にラストまでなだれ込みます。
現実世界と仮想現実を行き来するという意味では「マトリックス」を彷彿とさせます。しかしこの作品では現実世界での虚無感がなく、仮想現実と現実世界が根底でつながっており、現実世界も魅力的に映っていると感じました。
思わず唸るような脚本の巧みさは見事としか言いようがありません。
コメントする