「王道でかつ鉄板の大衆映画」フリー・ガイ S.i.v.aさんの映画レビュー(感想・評価)
王道でかつ鉄板の大衆映画
単純に予告編やキャッチコピーが面白そうだったので観劇。
こういう映画はたまに見るけど、びっくりするくらいテンポがよく見ていてあっという間に2時間過ぎてしまった。
アバターとかレディプレイヤー1のテイストなんだけど、そういう映画のブラッシュアップがされているようにも感じる。
ただ、個人的にどちらもキャラが3D的な表現すぎてあまり好きではないのもあり、今作は登場人物が実写を使っているためにとても親近感が湧いて、それが逆にゲームの中の違和感ともマッチしてギャップが出せていたように思う。
アクションシーン中はカメラワークもよく動くために躍動感もあり、BGMがほぼ絶えず流れていて全体的に空きを与えないようにしていて、音や映像での密度が高い。
パロディも多く、個人的にはわかりやすいパロもあるが、某偉大な映画監督のカメラワークもパロっていたのが「ディズニーやってるなぁ」と複雑な思いが。
また、ディズニーだから出来るコラボもやっていたんだが、それは流石にずるいよ……
有名な、もしくは話題作を見てもいいけど、こう言う王道でかつ鉄板の作品を見るのも悪くない。
久々に何も考えずに誰にでも勧められる作品に出会えたと思う。
数少ないマイナス要素は、この作品はAtmos作品なのに、どこもフリー・ガイをそのスクリーンで公開していないこと。
また、この映画があまりにマイナーなのか全然大きなスクリーンで公開されていないこと。
絶対大画面で家族みんなで見るやつなのに……
それとも、見に行ったタイミングが遅すぎてそこから外されたのか。
どちらにしても、やはり気になった作品は1週間以内に見に行くべきだとも思った。
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