劇場公開日 2021年8月13日

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「♡大感動♡ 笑って泣いて誰かと語りたくなる そしてこの世の縮図のように感じた」フリー・ガイ Ryoさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0♡大感動♡ 笑って泣いて誰かと語りたくなる そしてこの世の縮図のように感じた

2021年8月15日
iPhoneアプリから投稿

声出して笑った途端にじーんと沁みるセリフ、派手なアクション、というスピード感はこれぞ映画!感動と興奮からなかなか醒めません。トゥルーマンショーやナイトミュージアム好きの私には最高にツボでした。
ゲームの中の世界とプレイヤーの現実世界とが交錯する話、という予備知識のみでしたが、たくさんのメッセージが織り込まれていました。

ストーリーネタバレしない範囲の部分だと、
小ネタ(ブルーシャツガイがヘンリーガイになってたり、いつもと違うドリンクを注文しただけでオマエ死にたいのか⁈と周りが凍りついたり、プログラミング途中のキャラの拙い台詞がト書き付きだったり…等たくさん!)は声を出して笑っちゃうし、友情や人間関係、生きる姿勢における言葉には涙がっ。
正確なセリフは思い出せませんが、ガイとバディのやりとりで、
「どうせリアルな世界に居ない(現実じゃない)んだから」「いや、この世界がリアルじゃなくても、今のこの気持ちはリアルなんだよ」みたいなのがあり。
観る側が色々なシチュエーションに置き換えられる言葉に感じました。
もう会えない人、現実には一緒になれない人、離れている人、この世に居ない人、…思う気持ちはリアル、て切ないけど真実ですね。
モブキャラたちの成長は、
政府や国家vs国民(庶民)のデフォルメなんでしょうね。

自分はカフェを経営してるのですが、今日はコロナ禍+大雨で来客がほとんどなかった為、店を早仕舞いで映画館に行き…元気と勇気をもらえました!
政府の言いなりになるのではなく、
皆が言ってる事が正義なのでもなく、
自分の意思で考えて行動し責任をとる勇気が大切ですね。
今日観れてホントによかった。
ゼヒ映画館で観てほしい作品です!

Ryo