「純粋な戦争映画です」スウィング・キッズ まささんの映画レビュー(感想・評価)
純粋な戦争映画です
タイトルと実際見終わっての印象を比べれば、あきらかに戦争映画で音楽映画ではない。
戦争とは理屈はどうであれ、最前線には庶民が送り込まれ、その背後にあるのは、大国同士の覇権争い。
しかし、実際には戦争はイデオロギーや愛国心が国民を戦争に導いていく。この映画のなかでも、資本主義社会主義の争いが意味のないもの、というセリフが2度ほどでてきた。
そして、庶民は常に死と背中合わせの毎日をおくり、上官は常に安全なところにいる。
まあ、そうは言いながら、映画を通してのスイングジャズや、ビッグバンドの音楽、タップは楽しめたけどね。
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