出国 造られた工作員のレビュー・感想・評価
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1回観ただけで理解できた人はすごいと思う。
最初から疑問符。韓国映画、特に南北スパイものの作品でこれだけ理解不能なのは初めてでした。西ドイツが舞台になっているせいもあるのだろうか、そもそも家族で工作のために再び西ドイツに向かう序盤からわからなかった。家族を人質に取って工作員の仕事させるなら、一人で行かせればいいのにと・・・
それでも主人公オ・ヨンミンのキャラはユニークで興味がわく。70年代韓国で反政府運動をしたために西ドイツに亡命。経済学もマルクス経済学だったために北朝鮮が重宝し、大学教授として迎え入れるはずだった。しかし、北では教授職をもらえず工作員として育てられ、家族とともに苦難の道を歩んでいた。ということのようだ。
設定はわかるけど、北朝鮮スパイたちも西ドイツでは分裂気味。親友でもあるムヒョクだけが頼りだったヨンミン。家族と引き離され、長女へウォンとともに家族奪還へと行動を起こすが、二重スパイの嫌疑もかけられたために、北の工作員、ドイツ秘密警察、CIAまでもが彼を監視しているのだ。
う~ん、誰がどっちで、どうなってる?信頼できるムヒョクはわかるが、課長に電話するなど、ちょっと理解できない。クライマックスでさらに理解力の無さを思い知らされ、結局は運が悪かったというところだけは伝わってきた。終盤の招待チケット2枚というのもわからない・・・嗚呼。
冷戦時代の工作員の話
始まりの空港で「助けてください」のメモを渡すところが一番ドキドキしたシーン。その後は可もなく不可もなく印象薄め。平均点上げても良いかとも思いましたが、南北問題スパイ系で多くの映画を見ている中では、ありがちなストーリーで最後のオチや途中の裏切りも想像通りで逆にハズレ感が。もうちょっとどんでん返しやサプライズが欲しかったけど史実に忠実に作ったから仕方ないかも。実話に基づいたストーリーとのこと。
映画としてはよいが、、、
もちろん、より良い生活を求めて亡命したり、移住したりすることには、同意するが、あまりにもリアルな内容に、だんだん北朝鮮によって拉致された人たちの事が、あたまから離れなくなって、映画に集中できなくなってしまった。この人たち、韓国からの亡命者だって、もちろん、騙されたり、本意ではなくて、誰しもしてしまう選択かもしれないが、めぐみちゃんたちのように、なんの非もない人たちが未だに離ればなれになっていることを考えたら、だんだん腹が立ってきてしまい、とても感情移入できなかった。それに当時は、今の北朝鮮のような閉鎖社会が韓国だというから、現代になって、まだ韓国が表向きだけでも、自由な国になっていてよかったというものの、その辺りが本当は肝の話だと思うけど、哀れだけ身に沁みる話だった。
東西冷戦時代のスパイものてやっぱりイイな〜各国の思惑で色々と動きが...
東西冷戦時代のスパイものてやっぱりイイな〜各国の思惑で色々と動きがあるの好きです!父として奮起して地味ながらも結構ヤレて、いつもギリギリでダメだったから面白かった♪
旧ドイツでも北朝鮮が?
過去のある行動により韓国に戻ることが出来ない経済学者が、学者として北朝鮮へ向かうが、実は工作員養成であり、再び工作員として西ドイツの地へと向かうこととなる作品。
「工作」と連続して鑑賞したのだが、観れば観るほど北朝鮮という国が、あらゆる国でスパイ活動や拉致を繰り広げている国なんだなぁ、と怖くなりました。
作品自体はスパイ物なのに、メルヘンチックに作りすぎていて、今一歩感動できないレベルの作品でした。
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