「この映画の世界は、10年後には消滅しているかも。」北の果ての小さな村で わんだー3さんの映画レビュー(感想・評価)
この映画の世界は、10年後には消滅しているかも。
登場人物は、すべてグリーンランドで暮らす実在のイヌイットで、そのリアルな演技?は、まるでドキュメンタリーを観ている感覚。
白い雪原を犬ぞりが切り拓いていく様子などは、まさに目をみはる光景だ。
しかし、このような北極圏の自然と人々の暮らしは、10年後には、もう見られないかもしれない。
この夏、地球温暖化の影響で、グリーンランドの氷河が何億トンという規模で、融解し始めているとのニュースを見た。
この映画が抱えている未来性に、気づいてしまった。
来週、友人を誘って、もう一度、観に行きたい。
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