劇場公開日 2020年3月6日

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「昭和の懐かしい歌をいろいろ聴ける」星屑の町 くーまんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5昭和の懐かしい歌をいろいろ聴ける

2020年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

のんさん(能年玲奈)演じる愛ちゃんが、おじさまコーラスグループに入れてくれ!と猛プッシュ!いろいろあって、東京で歌手になりたいらしい。とにかくすごく元気でなまってる。でも、ふと寂しげな表情をしたり、夜空見上げてメランコリーな雰囲気になったり、キュンとくる。

のんさん弾き語りの「新宿の女」は大人っぽく、「シャボン玉」は少女っぽくて、いろいろな歌い方ができるんだなぁと感心。太平サブローさんと戸田恵子さんの歌もたっぷり堪能。
そしてテンポの良いおじさまたちの掛け合いがさすが熟練役者陣!昭和のムード歌謡を、のんさんが現代っぽく歌って、おじさまたちがバックコーラス。新旧いろいろミックスされた感がおもしろい。

それから、柄本明さんはあの役だったんかい?!と驚きました。何も知らない人はあれが柄本さんだとはわからないかもしれない。

だけど、全国的に上映館が少ないのがさみしい。ほのぼのと温かい映画。もっといろんな場所で上映してほしい。今回は舞台挨拶付きチケットを譲ってもらってキラキラのんさんを見ることができてよかった。

quma