「一度にふたりのアンセルが観れる!」ジョナサン ふたつの顔の男 aikoさんの映画レビュー(感想・評価)
一度にふたりのアンセルが観れる!
試写会に行ってきました。
あらすじとトレーラーを観て、「こんな感じの映画かなぁ〜」と、予想していたのとは全然違ってました。
一見、よくある多重人格の話かと思いきや、それとはかなり違う内容と展開でラストが予測不可能です。
「ベイビードライバー」の様な派手さは全く無いけれど面白い。
ふたつの人格を演じ分けるアンセルも見どころ。
印象的なのはジョナサンの鼻息。焦りや苛立ちなど感情を表現しているときに音声が強調されてる感じがしました。
ほぼ「ジョナサン」を中心に描かれているのに「ジョン」の方が魅力的に感じるのは私だけか?!
上映後の映画ソムリエの東紗友美さんと映画ライターの村山章さんのトークショーでお二人も「この入りだからこんな作品だろう。と思ってるのとは全然違う方向に着くよね。観る人によって色々な解釈ができる作品。」とおっしゃってました。
監督曰く、「願望についての映画」だそう。
映画を観て「なるほど!」と納得しました。
そもそも登場人物が少なめなのに、映画の大半はアンセル1人(2人?)のシーン。
アンセルファンには堪らない作品なのでは。😊
そんなファンの方に朗報。
この作品はリピーター割引があるそうです。
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