「良作の予感がしたのに色々惜しい」見えない目撃者 まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
良作の予感がしたのに色々惜しい
原案となったのが名作韓国映画ということで、全体的にグロテスクでダークで緊張感のある空気を貫いています。盲目の元エリート警官(実習生?)という設定を分かりやすく伝え、正義感の強さや盲目だからこそ敏感な嗅覚・聴覚を活かして捜査に貢献していく序盤の展開もドキドキハラハラ。犯人はすぐ予想がつきますが(邦画の場合しょうがない…)、中盤まではどうなるの⁈と楽しく観ていました。
残念だったのは中盤〜クライマックス。いきなりツッコミ所が大量発生するし向こう見ずな主人公にイライラ…。間抜けに描かれる警察官達もフォロー無しだし、最後の着地も安っぽくて、えー…という感じ。
吉岡里帆さんの演技も良かったし中盤までは本当に楽しめたので、勿体ない!
P.S
犬好きの私にはあのシーンは耐えられませんでした…。涙
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