配信開始日 2019年4月30日

「「やるじゃん」を通り越して「やってくれたな!」」流転の地球 白鳥の歌さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「やるじゃん」を通り越して「やってくれたな!」

2020年5月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

原作の作家繋がりで鑑賞。
設定が現実離れしているけどむしろ斬新で面白い。「これは娯楽映画なんだな」区別をすればツッコミどころもあまり気にならずSF好きとして今作を大いに楽しんだ。

地球が太陽に飲み込まれる。普通だったらインターステラーのように移住先を探そう!ってなるけど今作はじゃあ地球ごと動かそう!という設定。ぶっ飛んでる!と思いつつも斬新で面白い。
そして所々気になった箇所はあったけど視覚効果が凄い。
宇宙ステーションはアバターの様な一風変わったデザインであったり地上の街の風景なども綺麗だった。
地球を救う方法も「その手があったか!」となったし、若干安物感あるもののドラマとしても楽しめる。
難点は場違いなコメディ要素があったところ。題材も面白いし、ストーリーもいいんだからもうちょい硬めな作風にして欲しかった。

序盤は中国やるじゃんって思ってたけど観終わったときは中国やってくれたな!ってなった。
SF好きにはたまらん作品でした。

Pegasus