「なかなかよかった。」思い、思われ、ふり、ふられ エクさんの映画レビュー(感想・評価)
なかなかよかった。
今話題の浜辺美波を観に行こうと思ったんだが、なんかいいじゃんこの映画!だった。
いわゆる「ボーイミーツガール劇」。
青い恋が少年を、少女を成長させる。
まさしくそんな物語。
その主人公たちが複雑な家庭背景を持っていたりすると、その成長はより輝きを増す。
ただ、この作品の主人公たちは驚くほどのコミュニケーション力を発揮して、軽々とすべての障害を乗り越えてくる。
コミュニケーションのスーパーマンである(笑)
昭和生まれにはついていけない(笑)
恋の苦しみを、生まれの不条理を軽々と越えてくる。
正直、すごいなと思ったりした。
あれこれと悩み苦しみ、敗北もする。それが人間だと思ってきた。
時代が、人間が変わったのか。
だけど、敗北する人間はいつの時代もいるはずだ…。
いろんなことを考えた。
四人は素晴らしかった。主人公の友だちの女の子は特に素晴らしかった。荒削りだが、情熱がスクリーンから迸っていた。
そう、映画小僧の彼が兄に電話するシーン、これも大変に素晴らしかった。
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