劇場公開日 2020年10月23日

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キーパー ある兵士の奇跡のレビュー・感想・評価

全83件中、61~80件目を表示

4.0苦境で戦う心

2020年10月25日
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鑑賞方法:映画館

戦争で苦しんだ方は多くいる。
親族、友人を亡くした人
戦った人

どちらが被害者かなんて、戦争を経験してない私には言えない。

収容されたイギリスでキーパーを引き受けたのは、
最初はちよっとしたキッカケだったと思う。

憎まれていても、何も言えないトラウマ。
トラウマがあったからこそ、彼はイギリスに残れたのかもしれない。

イギリスに残ってキーパーをしなくても、
彼はドイツでも出来たと思う。

人は巡り合わせ

きっと彼は多くの批判の声ではなく、
そばにいる必要としてくれる人の声に耳を傾けたから
頑張れたのでないか。

心が苦しく、優しくなれる映画でした。

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うみ

2.5良いのだが。

2020年10月25日
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泣けて感動作でとても良いのですが。
この人物の焦点はアウェイの中でどのように悩み、苦労してあの活躍が出来たかではないかと。そこが描かれてないので、サッカー天才の心が氷のような人物、又は少し頭の足りない(フォレスト・ガンプみたいな人)人の話になっているのでは。子供が死んだあとのくだりはまぁああなるよねって感じでした。
焦点がブレブレな感じ。

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ゆう

5.0ドイツから来たマスオさんは 男は黙って○○○○を○○し続けるのであった

2020年10月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

萌える

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カールⅢ世

4.0寛容の精神が必要な時代

2020年10月25日
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スポーツものと言うより、戦時下の人間ドラマで、とても気分良く観られる作品でした。崖っぷちのサッカーチームの監督が、ドイツ人捕虜を助っ人に起用する出だしからして愉快です。周囲からの憎悪や偏見に対する主人公の誠実なスタンスは好感が持てるし、イギリス人妻のフォローも定石と分かっていても清々しい気持ちになります。また、戦時中のトラウマと自身に起きた悲劇に苦悩する主人公の暗部も、ドラマをより深いものにしています。世界中で他国への非寛容化が強くなる中、本作品のテーマは普遍的です。主役のデビッド・クロスや妻役のフレイア・メーバーも、役柄にはまって好演でした。

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シネマディクト

4.0概ね史実

2020年10月25日
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感動し、素直におすすめできます。
演出過多な部分はありますが、概ね史実どおり。
イギリスで、ドイツ人へのバッシングを一身に受けた事実が、つらく切ない。
サッカーを通じた二つの国の国交回復と、夫婦の愛の物語でした。
観たあとにいろいろ調べたら、子どもたちの生まれたり亡くなったりするタイミングは、史実と異なるみたいだけども。

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コージィ日本犬

3.5実話ベースと言うことで。

2020年10月25日
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ある程度淡々と進んでいくのはまあ仕方ない。
戦争のシーンもほとんどありません。
逆に矢継ぎ早にイベントが起こるので退屈はしないかな?
面白かったシーンとしてはチームメイトのジェイクギレンホール似の彼氏、後に奥さんとなるマーガレットを取られそうになると、喧嘩するかと思いきや、pkで勝負だ!笑
さすがスポーツマンです笑
あとは2人が結ばれるシーンですが妹さんの部屋で事に至らないで〜笑
とにかく後半は少しずつ重い内容がのしかかってくるのですが前半のテンポがとてもよいので後半は少し疲れてしまいました。
サッカーシーンはそんなに長くはないので詳しくなくても関係なく見れます。
しかし選手同士のいざこざなんかはあまりなくてドイツ人でも認めあっていたのはとてもよかった。
2人の監督もしっかり実力を認めていてとてもできた人間でした。
フレイヤメーバーはとても綺麗でした。

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まあ映画好

4.0【守ったもの】

2020年10月24日
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作品は、主にバートがイギリスでプレーした前半生の物語で、戦争のトラウマを抱えながらも、活躍する姿は、切なくも痛快だ。

バートが守ったものはゴールだけだろうか。

「前に進まないで止まっていては、朽ち果ててしまう」

ゴールキーパーは、ゴールポストの前に止まり、得点を防ぐのが役割だ。

だが、いくら守っても、チームが得点しないことにはゲームには勝てないし、自分が失点しても、チームがそれ以上に得点すれば勝つことができる。

独りよがりで出来るようなものではないのだ。

そして、サッカーには相手も必要だ。

戦う相手から学ぶことも多いに違いない。

元軍曹からも殴り合いのなかで教えられることがあったはずだ。

バートは、生涯を通して、前に進む意思と、こうした行動の規範も守り通したのではないのか。

彼の輝かしい成績や評価、後の世界のサッカーの普及に努めた姿勢などは、それを表している。

英独のサッカー界への貢献や、サッカーを世界に普及させようと努めたことは、ある意味、不戦の誓いのようにも感じられる。

ただ、皮肉なことに、バートは、マーガレットとは10年あまりの結婚生活の後、離婚し、その後も、もう一度、離婚している。

人生が順風満帆でないのは、誰もが同じだ。

だからこそ、止まらず、前進し、より良くあろうとする意思が必要なのだ。

前に進まないで、止まっていては、ここで朽ち果てるしかないのだから。

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ワンコ

2.0それはそれ、これはこれ

2020年10月24日
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悲しい

幸せ

元ナチス兵にしてイギリスの英雄となったサッカー選手バート・トラウトマンの話。

サッカーにほぼ興味はなく主人公についての知識は皆無で観賞。

1945年イギリスはランカシャー収容所に入り、サッカーに興じる集団にタバコを賭けてPK勝負!を挑むという始まりで、いきなり超絶セービング!!
地元サッカーチームの監督に才能を買われると共に、その娘との関係を築いていく前半はしっかり葛藤や心情の変化が描かれており、とても面白かった。

ただねえ…後半、記者会見での非難の嵐や、バスを降りれば襲われそうな程の人だかり。
スタジアムでもブーイングの嵐な流れからの上り調子。
舞台裏での嫁の件こそあったものの、それに繫がる主人公の演説や活動みたいなものもなく、だだ、有名人に流されるアホな民衆の掌返しという、「人間の気持ち悪さ」を強く感じてしまったし、生々しさが無い中でのフラッシュバックは、取って付けた様な演出にしか感じられず。

それを狙ってつくられていたり、結果としてでもそれが自然な流れだったら良かったんだけどなぁ。

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Bacchus

5.0皆様に見て頂きたい映画 Love and forgiveness

2020年10月24日
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是非見て下さい。この歴史をこの史実を。辛いですが、現実に向きあい、あの時何がおきていたのかを感じで下さい。

以下、映画COMより抜粋.......

各国の映画祭で観客賞を受賞=観客に支持された作品
ながら、本作は「まだ日本ではマイナーだけど、素晴らしい作品」のカテゴリーである。ゆくゆく「必見の名作」として映画ファンに語り継がれる、そんな一作。さらに、辛口で知られる映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア95%支持、観客スコア100%支持(ともに2019年8月2日時点)を獲得した。それはつまり批評家だけではなく、観客の心にもまっすぐ届いた映画ということの証左だ。

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YUKI

4.0すごいキーパーですね!

2020年10月24日
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鑑賞方法:映画館

戦後に誕生したキーパーですが、偶然の出会いをがっちりつかんで活躍しましたね。
マーガレット、素敵です。

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かん

5.0今週の埋もれた名作その2。実話ベースのとってもお勧め。

2020年10月24日
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鑑賞方法:映画館

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※ 10/24 15時15分 誤字脱字修正
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※ ナチス政権がもたらした悲劇からできたものであるため、どうしても内容をそれにふれざるを得ませんが、ここで政治的なお話をするつもりはない点を断っておきます。
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 今年42本目。実話をベースにしたもので、最後にその後の余生などが語られます。一部は誇張したり省略したりしているのでしょうが(110分)、おおむねは実話ベースなのでしょう。

 この手の映画は、グループ分けすると、
  1. ナチス政権そのものを「肯定的に」取り上げる
   → 本国でもタブー。日本でも表現の自由はあるが事実上タブー扱い。
  2a. ナチス政権を否定的にとらえ、かつ、主にユダヤ人と結びつけて取り上げる(いわゆる、「ホロコースト」問題など)
  2b.  ナチス政権を否定的にとらえ、かつそれ以外の捉え方で取り上げる

 …の3グループ(1の類型は日本でも考えにくいので実質2グループ)ですが、2bをテーマにしつつ、2aの要素も入っている、複雑なお話です。

 しかもテーマはタイトルからわかる通り「キーパー」がいるスポーツ。そんなにたくさんありませんよね?サッカーです。
サッカーというと華々しい雰囲気を受けますが、得点王だの何だのでよく取り上げられるFW選手と違い、「守護神」として取り上げられることはあっても、得点と直接結びつくことがほとんどない(例えば、比較対象として、野球)、GKは扱いがどうしても薄く、こうした実話があることに驚きました。

 サッカーに関する知識(リーグの降格昇格、ルールなど)は不要です。ただ「サッカーの超基本ルール」と「ゴールキーパーの例外ルール」(=特定のエリアだけで手を使える)だけは知っておくとよいです。

 戦争が終わってドイツ(ここでは東西ドイツを一括して扱う。以下も同じ)も少しずつ仲直りしていきますが、今でもわだかまりのあるユダヤの方々との激しいやり取りが繰り広げられます。
その中で「ヒトラーやその側近がやったことならともかく、何も知らないほとんど強制的に(いわゆる)赤紙招集で従事したただの一般元兵士を責めるのはフェアではない」と仲裁に入るシーンがあります。これは賛否両論ありますが、確かに一理ありますが、一方で特にユダヤの方が受けたダメージは非常に大きいことは周知の事実で、理論とは別に感情論として「一般兵士であってもドイツ人は許せない」と思う人が当時も今もいるのももっともであり、その両方の側面から描かれており、非常に色々な意味でフェアだな、と思いました。

 そして今でもドイツはそうした問題を戦争が終わって何十年が終わっても抱えている一方で、「政治と文化」を切り離して各国、特に隣国と交流しているように、同じ敗戦国である日本も一層そうなってほしい(日本も、他国もそうなってほしい)と強く思いました。

 ※ 日本も、主張するところは主張しても(例えば、領土問題)、例えば台湾は国としては承認しないが(外務省)、「事実上」国扱いされている、というように「本音と建前」があったり、ギスギスはしても民間交流は盛んだったり(もっとも、今年はコロナ問題…)、そこは程度の差はあっても同じでしょう。

 減点は下記の0.3ですが、0.1のプラス要素を加味して4.8とし、切り上げで5.0としました。

 0.3 … どうしても、GKを扱うという「サッカーとはいえマイナーなポジション」であるが故に、こう、「サッカー映画か?」というと明らかに違う一方、「サッカーも半数以上占める割に地味」という点は否めません。ただ、史実を着眼点にしている以上、GKをFWに書き換えたりすると支離滅裂でありやむを得ませんよね。

 こうした「地味さ」はどうしても出てしまうので、他で補うところはあっても良いのかな、と思いました(ただ、積極的減点要素ではない)。

 +0.1(特別扱い) … 主に、ドイツとイギリス人が多く登場しますが、ユダヤの方や、一部には他国の方も出ます。イギリス人が立派な英語を話すのは当然ですが、他国の方も、実は「その国の出身としての英語」として話している、換言すれば「第二外国語としての英語で話している」ように演出されており、たどたどしい部分があります(イギリス人は言葉がすらすらと出てくるが、そうでない人物の場合、言い間違いや語彙ミスが見られる)。こうした点も気を配ったのかな、と思い、特別に加味しました。

 ※ これは、日本人が英検1級、準1級を持っていても、「ネイティブには一歩及ばないが話すことはできる。でも、ネイティブとは対等には話せない」というのと同じですね。

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yukispica

5.0for

2020年10月24日
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141本目。
緩急あって面白いと思ってたら、最後ああなるなんて。
それまで思ってた事が、リセットされて何て言おうかと。
色々と受け入れた結果だとは思うし、何かの為に頑張る姿は胸を打つ。

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ひで

3.0無難な出来。

2020年10月24日
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良質のドラマではあるけれども、
憎しむのも、許すのも、受け入れるのも、立ち直るのもどれもが割りとあっさりとしていた。
まあ、「異端の鳥」を観た後では仕方ないか。

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ムーラン

3.5守護神が守れなかったもの

2020年10月23日
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笑える

悲しい

楽しい

元ナチス兵でありながら、イギリスサッカー界で英雄となったキーパー、バート・トラウトマンの人生を描いたドラマ。

実力はあれど、元ナチス兵ということで激しい差別を受ける…が、純粋なサッカーへの想いがチームメイトに、そしてイギリス国民に彼を受け入れさせる、涙なしでは観れないヒューマンドラマ。

…かと思っていたが、前半は意外にもコメディタッチな場面がちらほら。
監督とのタバコの応酬や、オ○○婆ちゃん、妹のバーバラも良い味出しまくり。
両親が同じ家にいるってのにあんな普通に部屋に行こうとするかねw

個人的には、お義父さんチームでプレイしたり、家族の一員になっていく前半パートの方が面白かった。

後半も良かったけど、メインストーリーと思っていた、イギリスでの差別からのサクセスストーリーは、思いのほか少々あっさりしていた印象。
その後の展開に関しては、さすがに映画の脚色かと思っていたが、調べたらこれも実際にあった出来事だったとは。トラウトマン選手の人生、本当に波乱万丈すぎる。

そこからの奥さんとのシーンや戦時中の因縁の相手とのやり取りは良かったけど、
予告編でも見れる円陣にクイッとされるシーンや、サッカー場で大喝采を浴びるところなんかがもうちょっとクローズアップされていたら泣けたかも。

そういう意味ではちょっと期待とは違ったし、もう一つこれといった盛り上がるシーンが欲しかった。

とは言え、本当に体感1時間くらいにしか感じないテンポの良さと、ちょくちょく挟まれる笑い、そして守護神の彼が守れなかったものに心を締め付けられる良作だった。

…話はまったく変わりますが、格闘技大好きなワタクシ、サッカーボールキックの危険性を改めて痛感!命にまで関わっていたとは…
世界標準のMMA団体で解禁されないのも、やっぱり危険すぎるからか。。
とは言え、シューズ有無の違いって大きいだろうけど。
そう考えると、藤田vsサップとかヤバすぎでしょ。。

はい、自分でもひくくらい関係ない話をしてしまいました。

強引に戻すわけではありませんが、戦争の敵対国だったイギリスで認められようとする覚悟、そしてそれを受け入れていくチームにもきっと強い気持ちが必要だったでしょう。

こんなご時世ですが、これからもスポーツは各国をつなぐ大切なツールであり続けて欲しいですね☆

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MAR

4.0【戦禍で生まれた恩讐を、サッカーを通じて描き出した作品。ナチス・ドイツ兵だった男の数奇な人生に魅了された作品でもある。】

2020年10月23日
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悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0自分好みで良い作品でした!

2020年10月23日
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鑑賞方法:映画館

サッカー好きなので観賞したんだけど、人間ドラマの比重が高めなのでサッカーをあまり知らない人でも楽しめる感じ。

戦後、ナチ兵だったトラウトマンがイギリスのサッカー名門クラブのキーパーとして活躍するストーリー。
これに加えイギリス人の女性と結婚するんだけど戦時中のトラウマに悩まされながら、親子で人生を歩む姿を表現していた感じ。

出だしからマジで途中をぶっ飛ばした終始目まぐるしい展開。
倍速で映画を観ている様な感じ(笑)
全ての出来事があっという間に過ぎるので「えっ?もうそうなるの!」的な感じはもはや笑うしかありません(笑)

ただラストの10分位から通常再生に戻った感じで、このラストの展開を際立たせたかったのかと思われました。

自分だけかもだけど、メッチャ鳥肌が立ったシーンがあって、映画みてそうなったのは初めてかも。

ハーフタイムに選手がロッカーで煙草を吸ってるのには驚き(-.-)y-~

奥さんのマーガレットのヘアスタイルがメッチャ素敵だったのが印象的( ´∀`)

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イゲ

4.5必死に生きる姿は人の心を動かす

2020年10月23日
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泣ける

興奮

幸せ

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J24

3.0ゴールをキープする夫と夫婦の絆をキープする妻

2020年10月23日
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悲しい

単純

サッカーには疎いので、バート・トラウトマンについては全く知らなかったが、元ナチス兵というだけで、彼がいかにドラマチックな人生を送ってきたかが容易に想像できる。
観る前は、華麗かつ迫力あるサッカープレイを盛り込んだサクセスストーリーかと思っていたが、ハッキリ言ってサッカーシーンは地味。トラウトマンのポジションがゴールキーパーゆえに、技術的な見せ場は皆無な上に、なぜ彼が優れたキーパーなのかという描写も一切ない。そのため、ガチガチのサッカーファンの方は肩透かしを食らうのでは。
というわけで本作は、トラウトマンと妻となるマーガレットの夫婦愛を主軸に置いている。トラウトマンが戦争時に負ったトラウマが何なのか、そしてそれをどう克服するのかが大きな見どころ。というかマーガレットが、夫よりも気丈で力強い存在なのも印象深い。ゴールネットをキープするのは夫だが、夫婦間をキープするのは妻だった。
ただ本作もかなりフィクション要素が濃いようなので、「人間は過ちを許せるのか」という現代にも通じるテーマを噛みしめて観た方がベター。

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regency

4.0#86 普通に面白かった

2020年10月23日
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鑑賞方法:映画館

妙に戦争色を出さずに淡々と当時の人々の実際の暮らしを描いているところが好感が持てた。

自分が犯した罪に囚われながらも、かつての敵国で懸命にプレイするトラウトマン。

本当はどんな気持ちでプレイしていたんだろう。

かつて犯した罪をサッカーで返して行くのが彼の使命だったんだ。

それを受け入れる英国市民も偉い。

地味だけど結構朝から人が入っていたし、沢山の人に見て欲しい映画。

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chicarica

3.5少し脚色強めの実話に基づいたヒューマンドラマ

2020年10月18日
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鑑賞方法:試写会

実在の人物バート・トラウトマンを基に作られたストーリー。ドイツ軍出身の彼は、終戦後に戦時中の敵国であった英国のサッカーチームでゴールキーパーとしてプレーすることになる。
終戦間もない英国でドイツ人が選手として参加する、それだけで話の流れは容易に予測できる。
サッカーを観戦する人の中には当然、戦地に赴いた者、戦争で家族を失った者がいる。そのような人たちから向けられる敵意の描写が凄まじかった。

もちろん映画にするにあたっての誇張や脚色はあるだろうけど、この映画をきっかけに実在した人物であるバート・トラウトマンに興味を持ったり、大戦後の英独関係に興味を持ったりと観る人に何かしらのきっかけを与えてくれる映画だと思う。

敵国でキーパーとしてプレーし、英国民に受け入れられるまでの前半パートよりも後半のトラウトマンの内面に着目したパートの方が私は気に入った。
後半パートは実話にどれほど基づいているのか分からないけど、戦争に兵士として参加した一人の人間の苦悩や後悔が鮮明に表現されていて、スポーツものとして観ていたら、突如としてヒューマンドラマに変わったような印象だった。

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スクラ