劇場公開日 2020年12月4日

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「美しい映画」燃ゆる女の肖像 RFさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5美しい映画

2020年12月27日
PCから投稿

画家のマリアンヌは貴族の娘エロイーズのお見合いのため肖像絵を描きに訪れる。絵を描き/描かれるうちに二人は惹かれあっていく。

ジャンルとしては「芸術系映画」。どのシーンも美しく絵になり、地味な映画ながら飽きさせないのは素晴らしい。
マリアンヌとエロイーズの恋を主軸に、抑圧された女性が描かれている。かといって、男性が悪者として描かれているわけではなく、むしろ男性は作品から徹底的に排除され、ほとんど登場しない。あくまで女性を淡々と描いている。
二人が惹かれ始めるのが少し唐突に感じた。

本作は批評家から絶賛されているが、批評家でもマニアでもない私からするとそこまで・・・という感じ。
見て損はしなかったが、心に残る映画ではなかった。
ラストシーンに重要な意味があるそうなので最後まで気を抜かずに。私には読み取れず。

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RF