バクラウ 地図から消された村のレビュー・感想・評価
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日本語タイトルで盛大なネタバレやめてや
タイトルの通り地図から消された田舎村人が、村を襲う謎で恐ろしい事から守り戦う話。
現実こういうのあるんだろうなと思います。
映画としては、バイオレンスではあるけど始終まったりとしていて、少し退屈でした。現実的っちゃ現実的な映画なのだと思います。なんちゃら賞をとったからとあまり期待しない方がいいと思いました。
近代西洋文明への軋轢
一風変わったブラジル映画。舐めてた奴等がヤバい奴等だった映画でカタルシスを発散させるような映画だった。文明化された社会の中にも昔からの軋轢があり共感覚が失われて解り合う事が出来ないという話。膨れ上がったプライド!バクラウは夜に現れる大きな鳥!が印象的な台詞だった。何故村全員殺されなければならないのか?村出身の市長の近代化の為なのか?詳しく知りたい謎が論議を呼ぶ様な感じ。そんな事はお構いなくグロい描写で観客の心を掴む見ていて独特の世界観の映画だったように感じた。自分的にはあまり納得はしなかった。
恐ろしい村…
何目的なんだ?市長が仕組んで村をなきものにしようとプロの殺し屋達に頼んで村人達を殺そうとしたのか。村人達も爺さん、婆さんがショットガンをぶっ放し、返り討ちにする。一致団結感が凄い。結構グロいし、不気味な村で行きたくないな。
なるほど‼️インディアンがアメリカンを返り討ちにするパロディなんや‼️❓
意外と筋が通してある映画。
村長に雇われた傭兵が村民に逆に皆殺しにされる。
ドローンとか、傭兵が分裂気味とか、貶しどころみたいに言われてるけど、そんなにおかしくない。
展開から考えたら、結末は爽快ですらある。
ならば、アメリカンも皆殺しにされてもおかしくは無い、原爆落とす輩ですから、アフガンの原因も全てアメリカンなんだから。
世の中の理不尽を全て、チャラにする映画。
正義感が少しでもある方は、是非。
南米の西部劇
「田舎に行ったらとんでもない村だった」系の映画かなー、くらいの認識でNetflixで鑑賞。
妙にクラシカルなタイトル。。なんだったんだろうという一抹の不穏さとともに本編へ。
一転のどかな村の生活、ジャンルを勘違いしてたかな? 物資の調達は大変そうだけど意外とテクノロジーは充実してるのねーからの突然のアダムスキー→「???」
やっぱりこれは普通の映画じゃないんだ! と大興奮。
そして埃っぽい村のメインストリートに馬がやってくる情景に妙な既視感を覚えて、もしやこれはウエスタン?と思い始めたところ、ほんとにそうだった。
これよこれ!こーいうのが見たかった!
いやーフリがちゃんと効いててムダがないし、めちゃくちゃ楽しい。
一見そうとは見えないけど、視点の切り替えの的確さ、情報の与え方とか、作り手は観客の興味を的確にコントロールしてくる。つまりジャンルの骨格が身についてるんだと確信した。
「◯年前」という字幕はよくあるけど、これは「数年後」。意味がわからなかったけど、後でちゃんとわかる。ナルホドそういうことね。
イチから十まで説明はしないけど、だいたい想像がつくようになってるし、後半に行くにつれ血湧き肉躍る場面の連続。
そして画面に映る村人たちの顔、顔、顔のインパクト。やってくるならず者たちの顔、その対比。
わざわざある場面では言葉を使って強調されるこの「顔」の差を描くこと自体がこの映画の目的のひとつなんだと思う。
かつての西部劇であれば白人たちが置かれていた位置にそうではない顔を並べる。差別的な構造が際立つようになっている。
つまり既存のジャンルの型を倒置することにより、当初「田舎のとんでもない村」を期待していた私自身も内なる差別を自覚させられました。
と同時に映画として一定の面白さをあらかじめ確保することにも成功しており、非常に明晰で、映画という娯楽に対する理解が深い作り手なんだと思います。
そして観賞後にNetflixからオススメされたのは「ゴールデンカムイ 」。。納得。
南米だもの、マジックリアリズムじゃないの〜
と思いつきで書いたものの、そんなに的外れでも無いかも。ここの常識はあそこの非常識。あそこの日常はここの非日常。現代が舞台だから、ある種の寓話のように見えるが、要は村を守るために外敵と戦う話。
ただしUFOドローンをはじめとして、ウドちゃん以下どこまで意図的に設定されているのかわからない襲撃側とか、あまりに無頓着な脱ぎぶりとか、見事なオーバーキルも、どこまで狙っているのか天然なのか、幻惑されてしまう。
あれは幻覚なのかそれとも呪術や魔術の類なのか。
何でしょうね、途中で終わった『神無き月十番目の夜』。
現在は攻撃し放題。近未来は?
何故だか邦画ばかり思い出す。西部劇と言えば西部劇なんだけど、一集落を守る雰囲気が「七人の侍」というのはフツー。こちらの志村さんは全然強いけど。途中までは彼らの目的が分からず、見事に村人その1に没入される仕掛け。欧米人の人殺してもバレません。というゲーム?地図から消したので。みたいな腐りきったイベントととかよぎる。最悪だが、あるかもね。いや侵略戦争なんてまさに殺人オタクからしたら。。。はぁ。
そして、村人の団結力とは表裏一体の凄まじさ。「楢山節考」のショック。最期縛ったまま生き埋めにしちゃうんじゃないかと思ったけど、そこは牢屋埋め。即身仏だな。
まぁどちらが酷かは想像もしたくないが、これが近未来というのが肝。ドローンにスマホも進化しているようだから、都会では現在の延長上で実は怯えながら生きてる有象無象があるんだろう。対して村は今のスマホみたいなので、電話とカメラって感じ。
格差って言うより相違であって、野蛮さの種類が違うだけ。やり過ぎかなって自分で言っちゃうくらいの正当防衛だけど、対抗、是正できないSNSなんかの現状見てると、攻撃側のひどい甘さに対しては、どう跳ね返って来るか、考えものだなと連想してしまう。ゲームのように攻撃し放題だからなぁ。
政治的意図もあるかもしらんが、自分は身近な所でも結局あるなぁと。次回作に期待する内容でした。
うーん
前半は平服のマッド・マックスみたいな雰囲気ですごい期待を煽られたんだけど、ウド・キアが出てきたあたりから、あら?ありがちな欧米金持ちの娯楽?って匂いがしてきちゃってちょっとハスに見ちゃいました。結果違ったけどまああんまりピンとくる顛末じゃなかったな。ああいう殺人をゲーム感覚でやるクレイジーな登場人物って映画が安くなるから控えたほうがいいと思う。事実この映画で彼らのキャラクターってそんなに大事じゃないからただの顔の見えない傭兵部隊みたいなので良かったと思う。村を助けに来るマレットの彼なぜかカッコよかったです。
【不条理極まりない作品体裁を装いつつ、搾取される人々の搾取する側に対する激しい怒りを描いた作品。】
ー レビュータイトルは、今作を鑑賞した私見である。ー
◆感想
<Caution! 以下内容に触れています。>
・冒頭、バクラウ村の長老、カルメリータが亡くなるシーンが描かれる。
・善良そうな若き、小太りの村の水の利権に関与する”政治家”トニーが、”村のために・・、うんたらかんたら”と言って登場する。
・そして、カルメリータの死後、村には次々と、異変が生じる。
・そして、村人はマイケル(ウド・キア!)が率いる、ドローンを駆使した、謎の暗殺者集団の襲撃を”密やかに”受ける。
暗殺者たちは、村人を殺すことをゲームの様に感じているようだ。
ー 序盤は、淡々と物語は進むが、ドラキュラ俳優でもある、怪優ウド・キアが登場する事で、俄かに面白くなる。
そして、この物語の言わんとしている事が、徐々に観る側に伝わって来る。ー
・村人は、襲撃を受けながらも”謎のクスリ”を口にしながら、マイケル率いる暗殺者集団に対し、逆襲に出る。そして、彼らの首を曝す・・。
ー あの、錠剤は何だろう・・。ー
・そして、”政治家”トニーは仮面を被せられ・・。ウド・キア扮するマイケルは、生き埋めにされる・・。
<序盤は気づかなかったが、今作は搾取される側の、搾取する側への強烈な怒りを描いた作品だと、私は思った。
そして、世に蔓延る不条理を、”これでもか!”と描いた作品である、とも私は思った。
ー それは、コーマックマッカーシーが描く”人間の本性は悪である”という哀しき考えに裏打ちされた世界である。 ー>
パワフルな土着色
ウドキアにソニアブラガ。古い名前をみつけたので、古い映画とおもいきや、けっこうあたらしい。(2019)。ウドキアがいるなら底等級映画だろう──と思ってimdbを見たら7超え。しかもブラジルの映画。興味をそそられた。
荒原の小集落バクラウ。背景がよくわからないが、水の供給を止められ孤立している。水の配達車に乗って逝去した長老カルメリータの娘が帰ってくる。ところから映画がはじまる。
牧師とDJと自警団を兼任しているような男が村の中心で説法をしている。風俗には無類のごたまぜ感がある。
娼館がコンテナごと村へ巡業してくる。垂れ幕看板に中国語で「快乐的房子」(楽しい家)。女娼がふたり、男娼がひとり。
どこにいてもハエがたかる。磊落な衛生観念。と性観念。
黒人と白人。その中間色を揃えた、多様な肌色の人々。
村を取り込みたい地場議員が票取りにやってくる。トラックから本を無造作に落とす。焚書用かと思ったら寄贈書。白昼堂々、ツケ払いで娼婦を連れ去る。
緩衝地帯に連絡係。水も食料も分配制だが、スマホはみんな持っている。
と、ここでUFOが出現する。笑。
つぎつぎに新たな人物があらわれ、中心人物が定まらず、誰が、何を、どうしたいのか、わからない。にもかかわらず、興味が尽きず。
その理由は、エネルギッシュな空気感。村人は素人ぽいし、演出も編集もブツ切りだが、画に土着パワーがみなぎっている。加えて、ストーリーも風俗も風変わりで、引き込まれた。
拡がる一方だった話もラストで勧善懲悪にまとまる。
『人は善行でなく悪行で判断される』(映画中、村人の言葉)
強引で、大らか。復讐譚でみな真顔だけれど、なんか笑えてしまう気配。
生と死ではなく、性と死が日常なラテン気質が無類の魅力。
こんな気質ならば、ウィルスがまん延するのは当たり前。──と思える、直前の映画だった。
なんかよくわからん
なんかよくわからなかったな。
市長は自分が当選する為にヘナチョコの殺し屋を集めて
村人を抹殺しようとしたわけ?
なんか無茶苦茶じゃない?あの少人数の村人を殺すと
選挙に有利になるわけ?ちょっと考えがなさすぎじゃないの?
しかもグーグルマップから村を消すとか、
大掛かりなことやってる割にはショボい理由だったし
殺し屋も素人集団だし、村人も素人だし反撃も
差程爽快感ないよね。なんだか途中まで雰囲気が
異様な感じで一体何が起こっているのだろう?と
期待していたがなんだか雰囲気に騙されたな。
主人公も居ないし。。。
主人公居ないと見づらいよね。この間見たゴジラ対キングコングもそうだけどさ。
関係ないけど、ふるちんである必要性はないと思う😅
日本版の予告がよくないんだろうか…
予告で抱く印象と本編を見た印象とでは異なる点も多い。
ミステリアスで謎の多いストーリーと期待して見ると肩透かしを食らう部分も少なくない。
ただし見方を変えれば、身勝手な侵略者に対して反撃の狼煙を上げる原住民という構図に素直にのめり込んでいくことが出来る。
シーンの繋ぎがフェードアウトであったり少し技術的に稚拙に感じられる所もあり、もう少しテンポ良くストーリーを展開できるのでは と感じる面もあったものの、構成は巧み。
序盤は地図からの消失や謎のバイカー、ドローン、死者といった要素をバクラウの住民の視点から描きだし、謎と同時に不吉な予感を味合わせる。
一方終盤ではそれまで恐怖を与えていた側の犯人達の視点に移り、村に訪れ犯行に及ぼうとするも姿の見えない住民に恐れを抱く様が描かれている。
視点の軸を入れ替えることで、構図に変化を生み出し緊張感を演出すると共に、何が起こるのか という期待感を与えてくる。
ただオチは正直弱いかなと思ってしまった。
市長と繋がっている もまあ大方予想はつく。
バクラウの歴史をさり気なく示し、そこへ結びつく反乱の形をなぞり、狂ったとも言える手法で逆襲を成し遂げる様は痛快だったものの、ちょっとアッサリしてたかなという気も。
まあ劇中では犯人達の犯行もそれほどガッツリ描かれていないし、バランスを取ったのかもしれませんが。
全体としては粗さなんかも感じられはするけど、作品としてのテーマや描きたいものは強く感じられ、全体の構成といった映画的側面でも楽しめた。
期待していたものとは違った とはいえ、見方を誤らなければ面白い作品。
ブラジルの寒村バクラウ。 村の女長老が死去し、葬儀のために久々に帰...
ブラジルの寒村バクラウ。
村の女長老が死去し、葬儀のために久々に帰郷したテレサ(バルバラ・コーレン)。
バクラウでは水資源をめぐって隣の中核都市と争っている。
そのため、村には水がない。
隣街は折しも選挙戦。
現職の町長が再出馬しており、選挙活動でバクラウを訪れるが村民は誰一人として表へ出ない。
そんな中、夜、村はずれの牧場から多数の馬が逃げ出す事件が起こった。
翌朝、村人が牧場を訪れると、牧場の一家は皆殺しにされていた・・・
と言ったところから始まる物語だけれど、ここへ行きつくまでがかなり長い。
それまでに、上空を飛びまわる円盤状の物体や、見るからに怪しいよそ者の男性(ウド・キア)や、女長老の葬儀の場で錯乱して罵りまくる老女医(ソニア・ブラガ)などが登場し、とにかくまとまりがない。
牧場の一家は皆殺し事件が発覚してから、「ははん、これはマンハンティング(人間狩り)の映画なのね」と気づくが、その手の映画は、古くは『猟奇島』などでもおなじみの題材で、それほどの目新しさもない。
また、マンハンティング映画だと、狩られるものからの逆襲が定石で、この映画でも、まぁそのとおりに進む。
バクラウの村民も、奇妙と言えば奇妙だが、それほど奇天烈というほどでもなく、外界から隔絶して独自の伝統文化を形成している・・・といった驚きもなく、まだるっこい描写が続いて辟易した、というのが正直のところ。
131分って長すぎると思うけどなぁ・・・ 80分ぐらいにまとめてほしいなぁ。
抵抗する者の結束力と侵略者の傲慢さ
田舎の人が観光客をもてなす話
ウエスタン物の映画の様でグロB級映画の様で、そして新しい。
不思議な雰囲気の映画でしたね、うん、好きです。
冒頭の棺桶が落ちてるシーンからただならぬ良作感がにじみ出てました。
中盤から後半で劇的に物語が動き始めますが、前半が決して退屈なわけではなく、この村の置かれている状況やこの映画がどんなふうに展開していくのか興味が尽きないので飽きることなく見てられる。
水が奪われている事、みんなに慕われていたおばあちゃんが亡くなったこと、嫌われ者の政治家、平和そうに見えてゲリラとか銃撃とか結構物騒な状況。
そして、グーグルマップから村が消えてる事。
陽気なのに不穏、不安がちらほら見え隠れするのは見ていて楽しい。
ブラジルの現状を知らないから詳しくはわからないけれど、もしかしてこうゆう村って結構あるのかな?
治外法権じゃないけれど、あんまり国家や政府が気にしてない様な集落。なんなら武装勢力もあるみたいだし…興味深い。
アフリカ系の映画とはまた違った未開の地感がいいですね。
なんだかんだ話が掴めないまま中盤でウド・キアが出てきた時の安心感ったらなかったですね。
見知らぬ土地で文化もわからんし、なにが起こるかもわからない状況で、知ってる俳優が出てくるだけでなんだかほっとする。
ウド・キアが出てきたらもう、ろくな事は起きないですよ。
うさん臭さ、狂人さ、ザ・悪役さが全身から出てますもの彼。
「あとはもうわかるな、そうだ!殺戮だ!」
って感じ、安心するわ~。
謎の村、謎の事件、謎の薬、謎の外人、謎だらけで説明不足なんだけれど、全てが組み合わさって本作の得体の知れなさと考察の余地が生まれる奥深さが有る。
すっきりしないけれど、決着はつくし終わり方は秀逸だと思う。面白かった。
個人的に好きなシーン
オフロードバイクに乗った二人組が現れる場面
ど派手なライダー服があまりにも異質でまるで宇宙人でも来たのかと思えるほど。
田舎の人はよく部外者を警戒するとは言うけれど、これは警戒せざるを得ない。
自分もたまにバイクで脇道に入り見知らぬ集落に行くことが有るけれど、そこの人たちからはこう見られてるのかもなーなんて思いました。
戦闘準備からのカポエラで闘志を上げていく場面。
部族が戦闘前に行う儀式というか、あぁこれから本気で戦うんだなって見ていてこちらも高揚してくる。
この映画は「食人族」×「続・荒野の用心棒」を現代版にしたような作品かなと思います。
ブラムハウスの映画は色んな掛け算が上手、殺人鬼×入れ替わり、殺人鬼×タイムループ、日常×法が機能しない12時間、とか。
この掛け算が十八番のブラムハウスでもバクラウの様な掛け算は思いつかないだろうな~。
これからも世界中で楽しい掛け算映画がいっぱい作られることを期待します。
追伸
「食人族」×「続・荒野の用心棒」の映画は「トマホーク ガンマンvs食人族」ってのがありましたね。
タイトルそのまんまの映画ですが、B級映画風なのにキャストが意外と豪華っていう。
バクラウとは似て非なる作品だし、おススメはしませんが私は嫌いじゃないんだよなぁこの映画。
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劇中セリフより
「村の資料館よ、見に行った?」
見知らぬ土地に行った時はその土地の事を調べましょう。
それが理解と調和に繋がる第一歩なのかもしれません。
七人の侍よりこっち。カルト当確。
七人の侍よりこっち。
暴力に暴力で対峙せざるを得ぬ時の覚悟と恐怖と悔恨らしき感情が、
何処か素っ頓狂な構成と外し気味の間の撮り癖から溢れる映画的感動。
本作の面白さの理由がそのまま七人の侍のつまらなさの理由だ。
劇場で見ねばだった。
カルト当確。
倍返し村
最初はまるで訳が分からない。
長老である老婆の死去の報せを受けて、故郷の村に帰郷したヒロイン、テレサ…はいいとして、
異様な雰囲気の人里離れた貧しい村。
突然電波が入らなくなり、SNS上の地図から村が消える。
村の生命線である給水車が何者かによって襲撃。
珍しい来訪者。
村の外れに血塗れの死体。
さらに、村の上空に“UFO”としか言い様がない謎の飛行物体が…!?
不条理な群像ドラマ? サスペンス/ミステリー? バイオレンス? SF?
ジャンル分けも不可能。
村のエピソードと並行して描かれる、謎の武装集団。
全く訳が分からなかった本作だったが、次第に全貌が分かってきた。
これは、市長と武装集団が秘密裏に組み、村をターゲットとした“人間狩り”であった…!
クズ市長は村人を見下し。
武装集団は「誰でもいいから撃ちたい」。
外界からもシャットダウン。
こんな村や村人が消えても誰も気付かない。
…しかし、相手が悪かった!
貧困や格差などの問題も込められているが、
傲慢な奴らへの強烈なしっぺ返し!
でも、スカッとするより、
何だか怖っ…。
全90件中、21~40件目を表示