「樹海村より怖い村がブラジルに爆誕!的な。」バクラウ 地図から消された村 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
樹海村より怖い村がブラジルに爆誕!的な。
いやや、これ、おもろいw
かなりのもんです。狂っちゃいません。正気です。ホットファズも真っ青w
途中、先の展開に期待と妄想が膨らみます。雑な殺戮を実行する、得体の知れない武装集団の背景・目的に興味が湧きます。コイツら一体何なの?
これがこれがこれが。
ルンガが村の広場から掘り出しはじめたのは武器だと察しが付きます。これは「七人の侍」的な展開?ボニーとクラウドもあったし、クラシック映画リスペクト作品?いや、主役はお姉さんだたから「マグニフィカント7?」などと妄想は膨らみます。
村の外れに住んでいるお爺ちゃん。迎撃を少しだけ期待してたら、コレがまぁ。まさかの山ノ神が登場してぶっぱなしてくれます。それ、マスケット?この時点で期待の斜め上を飛び越します。
村での待ち伏せ。周囲に守備兵。抜かりの無い応戦体制。と言うか、独立ゲリラの村みたいですやんw
バクラウの歴史博物館には、反乱を起こして権力者に立ち向かい、平定を諦めさせた記録が、バクラウの誇りとして残されていて。この時点でテンション上がってしまいます。
スリラー的展開を引っ張って引っ張って、逆転のカタルシスは一気。オチも痛快。
ビンテージ感満々で黒光りするBeretta92を撃ちまくるテレサ。いや、Beretta92ってそんなに古く無いやん。マスケットやウィンチェスターとは明らかに時代が違う。って事は、反乱に備えてルンガ達が準備してたって事?
怖い村だね、全くw
良かった。面白かった。とっても。
最後に。ウド・キアでドイツ人でナチスと言われて怒るところに「UFO」って、狙ってます?
月からやって来たがな、みたいな描写だったし、冒頭が。結構、ワロタw