「容赦ないリアル」家族を想うとき ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
容赦ないリアル
前作も観られなかったので、おそらくは初めてのケン・ローチ監督作。
いゃぁ、それにしても容赦ない。ということはつまり、我々の生きる社会がことほどさように容赦ないということ。
グローバル資本主義がポリティカル・コレクトリーにいかに庶民を搾取するのか、その方法が事細かに描き出され、その結果家族がいかに軋んでゆくのか、ホントに容赦なく描く。
が、それは日本でも同様に進行していること。
僕らはどうやってソレから逃げ出すのか、考えなくてはならない。マジで…
そうしないと、お父さんのように自ら進んで家族の声に反して破滅することになる…
ホントに切ない…
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