「ずしりと重い」家族を想うとき うめちゅさんの映画レビュー(感想・評価)
ずしりと重い
ロングライドさんのご招待の試写会にて
ケンローチ監督が引退撤回してまでも描きたかった
大きい資本に搾取されるばかりの
フランチャイズの個人事業主のドライバー
労基法みたいな救済措置もなくて
人並みな生活を送ろうとすると
罰金やらで逆に借金が増えていくことも
こんな現実に監督は怒り心頭なんだというのが映画のラストからも伝わってきた
働き方改革とか言っても
結局は大企業の利益(つまりは議員の利益)しか考えない日本も
ちょっとした違いはあれど同じ問題を抱えているなと考えさせられる映画
考えて欲しいっていうのが監督の伝えたいこと、ですよね!?
試写の後にトークショーがあり
映画関係者じゃなくて
日本の個人労働者向けのNPOの方が来て
日本の現状や問題点を映画になぞらえてお話しされていて
とても興味深く聞いてしまった
映画ってこういう広がりがあるから良い
そしてトークゲストを選んだロングライドさんナイスです!
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