「産毛剃り」その手に触れるまで Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
産毛剃り
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ジハード主義的な思想を持つ13歳の少年が、導師の言葉を受けて暴走し、恩人である女性教師を手に掛け様とする話。
以前はゲーム大好きな普通の子だったというが、序盤から既に信仰と思想は固まっており、そこまでの経緯は語られず進行する。
信仰心の欠片もない自分には、主人公の気持ちを理解出来るところはないけれど、その異常なまでの思想に、気持ち悪さと哀れみを感じつつ、興味深くもあって作中に引き込まれる。
そんな主人公の少しずつの変化から、ルイーズとの件とその反動という事情があったとはいえ、最後はあまりにも急で、説得力が感じられず少し残念。
とはいえ、あっという間の84分だった。
余談だけど、途中、ルイーズは仕込みか?と穿った考えが浮かんだ自分は映画の観過ぎ?
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