「後半は面白いが」ペイン・アンド・グローリー ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
後半は面白いが
監督の自伝的内容だと言われており、人生の後半になって映画監督として一定の評価も得て、人生を振り返っているようなストーリー。それだけに、前半が若干冗長なのも、自身の拘りで仕方ないのか。
これまでずっと手を出さなかったヘロインを試した主人公が、そのままズルズルと中毒になるのが、それほど身体の痛みが酷かったということなんだろうが、少し理解しがたい。
ただ、子どもの頃の両親のエピソードや字を教える配管工の話など美しいシーンも多く、この監督の作品に慣れているならお勧め。
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