「ストーリーオブマイライフ」ペイン・アンド・グローリー KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーオブマイライフ
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主人公のサルバドールの人生のいわゆる悲劇の部分を軸として淡々と描いていく為見ていてどんよりした気持ちになるが、それでもサルバドールの人生を共感しながらある程度楽しみながら鑑賞することはできた。
この作品で描かれているように社会的に成功者でもどこか満たされない部分というのはあるのであろう。
もちろんそれは成功者とまではいかなくてもそうだ。
一見幸せそうになに不自由なく生活を送ってるものでも、何もかもが幸せである者は早々いないではないか。
欲を満たされない部分を悲劇と捉えていいかは分からないが、そういったマイナス部分も人生という物語の一部であり、それは第三者にとっては魅力的なストーリーであったりもする。
サルバドールの悲劇もまたちょっとした掛け違いから生まれたものであったりもする。それが第三者からみると自分に置き換えたて共感したり、はたまた教訓にすることで悲劇を喜劇に変えたりする事で楽しめたり、魅力的に感じる事ができたりもする。
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