デッド・ドント・ダイのレビュー・感想・評価
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さて、どう言った思いでこの映画造ったのだろう。二回目の鑑賞となるが...
さて、どう言った思いでこの映画造ったのだろう。二回目の鑑賞となるが、導入部は面白くとも、登場する人物が多すぎて、中途半端な話になってしまっている。
あまり、笑えないし。
良いのはグロくない事かなぁ。
スタージル・シンプソン 標題曲が良いね。
ティルダ様が異彩放ち過ぎで(草 葬儀屋で日本刀持ちで正体は宇宙人で...
ティルダ様が異彩放ち過ぎで(草
葬儀屋で日本刀持ちで正体は宇宙人で(草
歩く時の曲がり方が直角で(草
字幕日本語が(草
相変わらず笑いのないシュールで滑稽な場面が淡々と続くジャームッシュ節。
ジャームッシュレトロスペクティブでコーヒー&シガレット見た後、これみたらさっきまで茶店でコーヒーにタバコふかしてた人たちがゾンビやってて、しかもガラス容器持ちながら彷徨ってコーヒーコーヒー言っててこりゃもうダメだw
カイロレンが時々まずい結末になると呟くので、結末は大体予想できたけどやっぱりって感じ。つーかオチが監督から台本最後まで読ませて貰ってる、ビルは読ませてもらってないが草過ぎる。
救いのない世界だけど、だからこそテーマ曲の歌詞が刺さる。レクイエム的にもとれる。
物欲にとらわれた現代の人々をゾンビに当てはめた描写が可笑しい。
やはり現代はティルダ様のようにゾンビを日本刀でバッサバッサと倒すような唯一無二のスキルを持ち、撫でまわすようにPC使えるのは当たり前!そして時にはちゃんと自分の進退(UFOで脱出!)を考えて生きていかねばならない。
なんだこれ?こんなにそこそこ面白い映画だったっけ?
プライムビデオでたまたま発掘したです。
“洋画のデビルマン”というほどにはお話の綴りは破綻していなかったけれど。
でも、くだらなさにの一点に関しては、かなり匹敵していたかも。
と、劇場公開時に観た時はそんな感じだったなぁ…と思い返した訳ですよ。これが。
(「〇〇のデビルマン」このキーワードが、今後の“くっだらねぇ映画”の評価基準になりそうです。“例の”映画のおかげで・笑)
と、★0.5個ほどのレビューにするつもり満々で再鑑賞してみた訳ですよ。
くっだらねぇ映画観せられたと思った復讐をしたくて復習ですよ!←オヤジギャグか!
オープニングの呑気なカントリーミュージック風の“身も蓋もない(笑)”歌詞のテーマソングが、ヤな予感していたんですよ、劇場では。
調べてみると、わざわざこの映画のために書き下ろされた曲だったのですね、これが。今になって結構好きになったかも。
冒頭10分あたりのラジオやテレビ放送が、かなり不穏な雰囲気を醸し出していたんですね、これが。
何か大変なことが起きそうな予感の、つかみはOKですよ。
このあたり『NIGHT OF THE LIVING DEAD』を彷彿とさせて、よかったです。
やや間延びした感もありながらも30分あたりから、やっとゾンビさんの活躍シーン、かなり不気味でよかったです。
ところが、惨劇のあったダイナーでの「野生動物?何頭かの?」の天丼でちょっとヤな予感がしてきたと思ったんですよ、劇場では。「群衆(3人)を整理してくれ」だとかも。
これ、コメディーに振るつもりなのかな?と思ったんですよ、劇場では。
でも、そうでもなさそう。結構シリアスに振ってるのね。シリアスだけれど、緩~い展開。
各登場人物も結構キャラクター立っていましたし。観返してみると。
ウィットに富んだ台詞がいい味醸し出していましたし。観返してみると。
ヒロイン?の相当な不気味さ、妖しさが際立っていました。キャラ立ちまくり。ここは大変よかったところかな?殺陣もカッコよかったし。観返してみると。(天丼)
で、この人、誰かに似てるんだよなぁ?誰だっけ?いや、最早“何”だっけ?ってず~っと考えてたの。なのに、結局答えが出てこないから、ず~っともやもやしながら観てたの。
あと、ゾンビの描写もそこそこ怖いのがよかったかな?作り込みのディテールも真っ当に及第点。
あと、喋るゾンビだとか、首から噴き出すのが血じゃなくて黒い煙だったり、よかったのか悪かったのかの斬新さもあって。煙はちょっとどうだったかなぁ…(困)
ちょっと物足りなかったところは、人間がゾンビに襲われて捕食されるカットがあまりなかったことかなぁ。
どうかするなら、ゾンビさんの活躍よりもヒロイン?の絵面の方が怖かったです。これマジで。
で、量産型ゾンビさんが町に蔓延するのって、物語がやっと中ほど過ぎたあたりからなのねん。
ちょっと間延びしすぎじゃね?まぁそこはいいや。
でよ!ここから絶対にまともな映画じゃない確信を持ったのよ!劇場では!
「まずい結末になる」→「台本を読んだので」→えっ?
で!未知との遭遇ですよ!「まさかこうなるとは思わなかった」→当たり前だろうがっ!
ちゃぶ台が平野歩夢が如く、トリプルコーク1440で舞うほどのどんでん返しっぷりなのな!
「俺は一体何を見せられてるんだ?」状態になった訳ですよ!劇場では。
観返してみると、かなり笑える展開。
でも、ラストに至ってまた軌道修正。
保安官ふたりの最後の戦いがカッコいいし、絶望感もかなりのものだったの。
総じて語ると、これかなり真っ当なゾンビ映画だったんじゃね?未知との遭遇も、再鑑賞ではかなり笑える展開でしたし。
あれっ?こんなレビューになるつもりじゃなかったのに。
ツッコミ入れながらも、二度目を観てみると、結構面白い映画だったのね。色んな意味で。
劇場で観た時はまさに唖然としたクソ映画だと思っていたのに。
復習って大事なのね。
慌ててコレクションボックスをひっくり返してみると、きちんとパンフレット買っていました。フライヤーもらっていました。よかった。
でも『大怪獣のあとしまつ』は二度は観ないよ!パンフレット買わないよ!たとえタダ観のプライムだとて、もう観ないよ!アレについての評価は絶ッ対に変えないよ!
ゾンビ対策にはぜひ小回りのきく車を
なんだかめちゃくちゃな映画だった。特にティルダ・スウィントンがぶっ飛んでる。確かに俗世離れしたイメージは以前からあったし、「コンスタンティン」の堕天使役とかハマり過ぎていたけれど、まさかあんなにストーリーに絡まることなく退場するとは…(笑)おい、助けてやれよと思わず突っ込んだ。
スマートが荒廃した町では威力を発揮するのは妙に納得。スマートだから借りたんだ、と独言てしまった。車のキーについていたアクセサリーの件といい、ゾンビのぬかるみにはまった車内での台本を巡るやり取りといい、ジャームッシュは「パターソン」で力を使い果たして、本作ではたんに遊びたかったのかな?と思ってしまった。本当に他愛もない作品です。
ジムジャームッシュの世界に、ニヤニヤはまる!
ジムジャームッシュ独特のユーモア溢れるゾンビもの。アメリカの田舎町の、緩い雰囲気。目立ってしまう外国人、ゼルダが、勘違いかもしれないけどタランティーノへのオマージュ?て感じでクールで素敵。売れっ子アダムドライバーのコメディアンぶりも良い。緩いがきつい世代ギャップ、緩くもなくきつい人種ギャップ。誰も救われず物欲禁欲快楽欲まみれの現世よザマアミロという、これがまたゆるくて、ゾンビが雑デッド、これがまたゆるくてよいし、バットを振り切るようにゾンビ首刈りはストレス発散でもあり。哀しみと笑いが良い具合。
ゾンビが
Wi-Fiとかsiriとか言うのをみて、吹いた。
しかも、台詞に台本とか。
結局最後まで活躍しない謎の森の住人。
ラストには、まさかの飛行物体まで(笑)
後、ゾンビ映画全般に言えるが、いくら土葬だとしても、年数が経てば骨になっているはずなのに、殆どのゾンビが腐っているだけで、人間の姿を保っている。
この映画の町の規模からしたら、あのにん数のゾンビの殆んどが、かなりの年数を経た筈。
って、突っ込んで観る映画では無いと確信した。
ユルいと思って見たら、ジャームッシュ・ゾンビが噛み付く!
アメリカの田舎町、センターヴィル。
のどかな田舎町だったが、夜なのに昼のように明るかったり、ある日突然動物が凶暴化したり姿を消したり、通信機器に異常が起きたりが相次ぐ。
さらに、ダイナーで変死事件が発生。
程なくして、町を悪夢が襲う。即ち、
“ドーン・オブ・ザ・デッド(死者の夜明け)”!
一見、王道のゾンビ映画。
しかし本作の監督は、鬼才ジム・ジャームッシュ。
王道に彼ならではの変化球、ユーモアや風刺をプラス。
またもう一本新しいゾンビ映画が、墓の下から這い出てきた。
まずこの、ユル~い作風。
そもそもユルい作風や怖いホラーが見たい人には一切ダメだろうが、こののんびりとした田舎町舞台の作品には合っている気がする。
登場人物もゆったり、キャストも惚けた演技。(キャスト陣については後ほど)
しかしずっとユルい作風ではなく、ちゃんとサバイバル・ホラーの要素もあり。
どんどんどんどん小さな町にゾンビが溢れ返り、逃げるに逃げられなくなり、もし自分だったら…?
そう考えると、結構怖いかも…。
キャストはジャームッシュ作品出演経験のある豪華な面々が顔を揃える。
町の警察署長にビル・マーレイ。彼とゾンビ映画と言うとどうしてもあの映画を思い出しちゃう。マーレイさん、くれぐれもゾンビの真似はしないように!
町にゾンビが現れても何故か常に冷静沈着な巡査にアダム・ドライヴァー。彼の車のキーホルダーが、彼繋がりのあのスペースオペラ!
他にも個性的キャラ/クセ者キャラ登場するが、何と言っても最たるは、ティルダ・スウィントン。
町の葬儀屋の女主人。刀捌きも見事で、日本刀でゾンビたちを次々斬り倒す。さらに、ハイテク機器にも精通。何者…?
怪女優がまたしてもその期待に応えた!
アダムの車のキーホルダーは『SW』だったり、日本刀で闘うスウィントンは明らかに日本映画から。ジャームッシュ以前にも『ゴースト・ドッグ』というサムライ・スピリッツ映画があった。
勿論ゾンビ映画なので、ロメロへのオマージュは言わずもがな。
終盤は思わず、ポッカ~ン。
パトカー車内でビルとアダムがオイオイ!級の驚きの台詞を言っている所へ、まさかのアレ飛来!
ジャームッシュ、幾ら何でも変化過ぎ! 本作は何処へ行く…!?
ゾンビ映画はどんどん進化していく。
本作でのゾンビは勿論従来通り生者を襲うが、生前の物欲を求める。
コーヒー、スマホ、ファッション、お菓子…その他諸々。
現代の消費主義社会。
本来無個性である死者にそれを投影し、その姿は生前である私たちそのもの。
ユルいゾンビ・コメディと思って見ると、ジャームッシュの変化球や強烈社会風刺に噛み付かれる…!
ブシェミを観るために観まし
私はかねてよりスティーブ・ブシェミが好きで、スクリーンで観れる事が嬉しくて😊劇場に足を運びました。
どうせチョイ役ですぐ死ぬっしょとタカをくくってましたがありがとうジムジャームッシュ🙏
映画の内容としましてはダントツでティルダ・スウィントンが良いです。
柔道着かと思ったらゴスっぽい服だったりしてそれに刀を合わせるとかオタクの好きのツボを知り尽くしておりませんか?
なんか日本っぽい殺陣や片膝ついた金色の仏像にクスッとなりました。
センスがキレキレです。
コメディ風味のゾンビ映画かと思ったんですがゾンビ映画風味のコメディでした。
冒頭での主題歌宣言に肩の力が抜けた観客は「これはゴリゴリのコメディですね?」という雰囲気で終始クスクスとなり最後の台本メタ発言でもうなんか続編を期待しました。
こういうゆるゆる映画は今の世の中に必要です。
最高のB級 !! 低評価だった人には読んでほしい。"トム・ウッド"を思い出した。
ジム・ジャームッシュがゾンビ映画?
どういうこと?
と思って観て見ると見事にやられた。
日本で大流行りした、カメラを止めるな!!とある意味正反対のものがそこにはあった。
気持ちの良い音楽に、登場人物たちの独特の会話や間を楽しませるジムの空気感はそのままに、コーヒーを飲むイギーポップゾンビやクリーヴランド出身の3人組、拘置所から脱走する3人組、トンチンカンなアジア・日本感を感じる日本刀を振り回す人物など.......ジムの作品を見ていれば、なんだか見覚えのあるようなシーンが続々と、セルフオマージュや小ネタにクスッと笑わされる。
そしてなんだかよく分からないけど、無理やりこじつけたような理由で地球の地軸がずれ、なんだか分からない理由でゾンビが墓から出てくる。
月には安っぽいエフェクトがかかり、登場人物たちはゾンビ映画の古典に沿うように、実にありがちな理由で死んでいく。
そして終いには、UFOが登場して、ティルダスウィントンのみを連れて去っていく....。
全くもってわけがわからない、"B級のゾンビ映画"だった。
そう、ジム・ジャームッシュが今回作ったものは、"最高のB級ゾンビ映画"だったのだ。
おそらくジムは出演者たちに、このようにこの映画の話を持ちかけたのではないだろうか。
「ねぇ、すごく豪華で最高につまらないB級映画を作ろうと思うんだけど、出てくれないか?」と。
ビル・マーレイやRZA、トム・ウェイツ、スティーブ・ブシェミなど、彼の映画ではおなじみの俳優陣はもちろん、前作から作品に起用されているアダムドライバー、オンリーラヴァーズレフトアライブからのティルダ・スウィントンなど、その他諸々かなり豪華な出演陣。
それが先ほどの"B級っぽい"シナリオで演じるのだから、最高のB級ゾンビ映画に違いない。
「カメラを止めるな!!」が低予算でありながら最高のエンタメを作り出した映画なら、「デッドドントダイ」は最高の材料で最低のB級を作り出したのだ。
そんなのありかよ〜と思う人もいるかもしれないが、答えも作品の中でしつこく、なんども繰り返しアダムドライバーが言っている。「とんでもない(最悪の?)結末になる」と。
つまりはゾンビも特に解決せず、UFOが突然現れ去って行き、ほとんど死ぬ。まさに"とんでもない結末"。
物質主義的なくだりや、各登場人物の動向、作品としてのゴールは?というのはほとんど無視しても良い。これら全てはいわゆるカフカの"城"にあたるものであって、全くもって重要ではない。ストレンジャーザンパラダイスに、ダウンバイローに、コーヒーアンドシガレッツに壮大な物語やゴールはあっただろうか?いや、なかったはずだ。あくまでゴールに向かう道程を楽しむのである。
"世界は完璧だ。細部に気を配れ"とも言われている。
観ている途中から一つの映画を思い出した。
ティム・バートンの「トムウッド」だ。
史上最低と言われるB級映画監督トム・ウッドの人生を描いた作品だが、これがまた退屈でとてもつまらない。そして気づく、最高につまらない映画を作り出した映画監督を描いた映画だから、あえてつまらなくB級にしたんだと。
デッドドントダイもまさしく、あえてつまらなくB級に作られた映画。そして細かなユーモアやセリフ、音楽、空気を楽しむジムの映画。
面白くなかったって?つまらなかったって?
そう思った方の感想は的確、正解。
最高につまらないのだ。
物足りなかった、つまらなかったという評価は、正直な方の、正しい評価だと言える。
長くなりましたが本当に最後に邪推、超偏った想像ですが、、、
ゾンビ映画がつまらなかった。
ゾンビ映画、つまらない。
ゾンビ映画はつまらない、、、、あ、、、。
ということで、最近映画もドラマもゾンビゾンビですもんね。
PS
残りの0.5点は、普通に面白いいつものジムの映画が見たかったなという気持ち。
ミステリートレインのヨーヨーの妹がキャスターとして久々に見れて嬉しかった。
監督の遊びに付き合いたいなら
《パターソン》が強烈に面白かったんだよね。《コーヒー&シガレッツ》も結構良かった。《オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ》も悪くないとうことで「ジム・ジャームッシュ作品 観てみようかな」と思ってるの。だからこの作品も観られて良かったよ。
内容は何もないのね。ゾンビが出てきて、やられて終わりだから。
色んな映画にオマージュしてんのかなとも思うんだけど、元ネタ解らないから、そこにグッときたりはしないの。第四の壁も使ってるけど、そこまで効いてないし。
それだけ何にもない映画だけど、それでも観ていられるってのが凄いと思った。なにかうまさがあるんだろうね。
「ジム・ジャームッシュをコンプリートしたい!」というモチベーションがない限りは積極的に観なくてもいいと思うけど、「こんな映画もあるんだ」と思いたいなら観てもいいかもよ。
そこはティルダ・スウィントンじゃなくフォレスト・ウィテカーでしょ!
普通のオールド映画ファンの戯言です。なんとなくレビュー残しておこうかなと。
ジム・ジャームッシュはあの都会的な抒情詩感のセリフ(翻訳ですがね...)、独特のズレ(間?)にグルーヴを感じてハマる人はハマる、のは周知の通り。
私もその一人で色々観てました。まあ、信者なんでしょう。
今回の映画も、俳優さんはもう色んなジム・ジャームッシュ映画でよく見掛けた方々。
そして色んな部分に散らされたジム・ジャームッシュ映画のネタ。
イギーゾンビのコーヒー&シガレッツ、クリーブランドの3人組はストレンジャー・ザン・パラダイス、脱走する3人は(多分)ダウン・バイ・ロー、日本刀持った葬儀屋はゴースト・ドッグ、他にも自身の映画だけでなく他の監督の作品の小ネタ?やイジリも散りばめて
やりたい放題。イカすなあ...。何だろう?ふざけてるのに、何か意味ある様な方に見えてくるのはやはり自分が信者だからでしょうね...。
世の中で起こってる異常気象から人間が起こした色んな愚かな事件や蛮行、ファッションも映画もメディアも、スマホの便利さの依存症からwifiを探し彷徨く若者ナドナドもを、、
シュールに、皮肉たっぷりに、自分の映画を含めた映画と言うもの自体もおちょくって、
そして最後の世捨て人ボブ(トム・ウェイツ)のセリフなのかなと....。
信じられない事に、シアターが自分と友人の二人だけの貸し切り状態でした。
おかげで人を気にせず「あー!」とか騒いでビール飲みながらポップコーンばくばく食べながら観れたので楽しかったですが、ちょっとジム・ジャームッシュの人気を心配してしまいました。
シュール過ぎて人は選ぶだろう
いやーなんともシュールなゾンビコメディ笑
オフビートなユルさと緊張感の無さに加え、ロニーとゼルダのキャラクターにヤられた笑
もうやりたい放題かよ笑
ネタバレになるので後半で詳しく書きますが"メタ発言"の多さよ笑
監督、アダムドライバーで遊びすぎじゃないか?笑
他にも同じくだりを繰り返したり、独特の間とか空気感?というのかなそれが妙に笑えてくる。
ゾンビ映画としては、"生前の行動に従ってしまう"あたりが目新しいか。
彼らがゾンビとしてさ迷う姿と欲望のままに行動する現実の人間たち…もはやどちらと変わらないんじゃないか?みたいなメッセージなのかな?
最後のセリフが全てを物語ってます笑
田舎町の警察官、クリフとロニーは奇妙な事件をきっかけにゾンビパニックへと巻き込まれていく…
間違いなくゾンビ映画ではあるが、ゾンビはなかなか出てこない。登場人物紹介や舞台となる街の紹介、そしてテーマ曲の「デッドドントダイ」の紹介だ。(ここで早速アダムドライバー演じるロニーによるテーマ曲だからというメタな発言笑)
全体的にオフビートと言うかスローなテンポで彼らの日常及びそこに静かに迫る脅威をチラリと覗かせながら物語は進んでいく。
原因は極地での工事が原因による地軸のずれらしいが…それによって何がどうなってこうなったのかなんてことは説明されない。もうこの方が清々しいので好感が持てる笑
ゾンビが出現して、襲われる展開はゾンビ映画らしいのだが、被害者を発見してからの「野生生物に襲われたの?、何頭もの?」の繰り返しギャグのシュールな笑いの提供に加え、ティルダスウィントン演じるゼルダの刀捌きのレベルの高さよ笑
ん?あの刀は斬鉄剣かな?ぐらい一刀両断してくれるあのキャラ最高笑
ロニーもまたゾンビを足早に理解し淡々と「頭を破壊」していく
そして呟くのだ「最悪の結末になりそうだ」と…
(ちなみになんでそう思うと聞かれて最初の答えは「強く感じる」のだそう。フォースかな?笑?車のキーホルダーがスターウォーズだし笑)
そんな淡々としていた理由。それは「台本を読んだから」というトンデモメタ発言笑(ちなみにビル・マーレイは自分の出番の分しか貰ってない笑ジムめ!笑)
さらに、ゼルダはUFOに乗ってどっかへ旅立ってしまう…ポカーンである。(アダムもここまでは知らなかったらしい笑)
と、まあゾンビ映画っぽさを発揮しながらも緊張感がないようなシュールな展開とメタな発言に終始ニヤニヤしながら観賞しました笑
多分合う人合わない人はいる作品でございましょう…
ゾンビ映画にどこまで、どの辺を求めるのかによっても好みが別れるかな?
監督としてはwi-fiやBluetoothの電波を求めさ迷う人々や欲望のままに群がる人々、そんな様がゾンビとして表層化し、ゾンビと現代を生きる人々に何の違いがあろうか、もしくはまるでゾンビを見ているようだなと思ったのかもしれない。
本編ラストのセリフが監督が見ている世界なのかも知れないなと思ったり。
シュールに笑えて、メタ発言にニヤニヤしながらゾンビ映画という存在もネタにしつつ、監督の現代を見つめる視線も折り込んだなかなかの傑作だと思ったり
パンフレットを読んで↓
やっぱり着想はwi-fiやスマホゾンビのような人々だったらしい。ただ、あくまでと悲観的には捉えず、コメディだとも言っていたのでコメディとして楽しむのが正解かな?
シュールなゾンビ映画(珍しい)
ジム・ジャームッシュが作ったゾンビ映画。正直ジム・ジャームッシュって苦手意識あって少し敬遠していた。それならば本作を観たのはなんでだろう。アダム・ドライバーとビル・マーレイが出るならその苦手意識が薄まる気がしたのかもしれない。
観てみると、とにかく妙な映画だった。「テーマ曲だから」や「台本読んだから」というセリフ、監督の名前が出るというメタフィクション(っていうやつかな)の部分、ダイナーの死体を3人がそれぞれ見に行くくどいシーン、急なUFOの登場。あの少年少女たちのような全然からみのない登場人物もいたりして(彼らの結末も不明なまま)。
いや、でもなんか面白かったな。別にゾンビによって人間性を問い直したり、人間性があらわになったりしたわけでもないのに。不思議な映画だ。
セルフオマージュが分からないと虚無
映画好きの友人に誘われて観に行った。
観賞中、あまりにつまらないので、若い巡査の伏線もあってこれは「カメラを止めるな」的な仕掛けがあるのでは……? と最後まで期待していたが結局最後までつまらないゾンビ映画だった。
同監督の過去作品のセリフパロディが随所にあるらしく友人はそれを見つけて楽しんでいたらしいが、過去作品を観たことがない自分にとってはひたすら苦痛だった。しかもあとで解説を聞いても「そう……」としか言えないような小ネタばかり。
とりあえず怖くはない。コメディ映画らしいが、笑いどころもよくわからなかった。
政府の事業のせいで地球の自転軸がずれてその結果死者がよみがえるという妙に迂遠な設定、ゾンビだと早々に勘付く住民たちなど、狙ってるっぽい突っ込みどころがあるが、結局それが笑いにも何にもつながっていない。
葬儀場の管理人のやりたい放題なキャラ付けは笑えなくはなかったけれど、こういうのをやるならもっと思い切ればよかったのに、全体的に中途半端に感じた。
そして最後のとってつけたような語りは何? 観賞時は説教臭い映画を皮肉ってるのか?と思ったが監督のインタビューを見るにガチらしい。しかしどうも批判の対象とされる物質主義というのが漠然としていて、文明批評としてはうまくいっていないと感じた。
物品を求めて商店に群がるゾンビとかはわかるのだが、普通にスポーツに興じるゾンビとかもいて、かれらも物質主義の虜なのだろうか。スマホを持ったゾンビがWi-Fiを求めて歩き回るシーンは本作の数少ない笑いどころだったが、それも物質主義かと言われるとピンとこない。
おもしろ、怖く、残酷。
田舎町での出来事だ!
ジョージロメロやかっての映画のオマージュもある。
ビルマーレィ、アダムドライバー、クロエセリエ他
キャストも豪華だ。
タランティーノも入ってるかな
刀振り回すなんてね。
カントリーの詩、死者は死なないも
美しいメロディーに
怖さを感じたな。
1900円の無駄
正直、面白くない。
1900円で見る価値もない。DVD借りてみようとも思わない。
予告ではゾンビ映画みたいので見に行って来たけど、後味悪いし、え、だから何。って話。
B級の映画よりも面白くない。
お金払ってみようとしてる方、辞めた方がいい。
ネタバレを書いていくけど、簡単に言えば
①警察のおっさんとメガネがパトカーでうろちょろ
②なんかの工事で地球の軸がぶれて、ゾンビが人を襲う
③ゾンビが町うろちょろ(襲ってゾンビ増える)
④墓守の女の人が宇宙に帰る
⑤ゾンビVS警察
⑥警察逝く
終わり(笑)
コレ見てみたいなって思ったら見てくるがいいさ。面白くなくても俺は責任は取らないよ。
メッタメタ
監督のゾンビ映画に対するリスペクトと遊び心がまるでおもちゃ箱の様に詰められた作品であった。
始終、オトボケの空気を醸し出しながら、それでも社会風刺を散りばめつつ、クスッと笑わせる、間違ってるかも知れないけど、方向って”ウディ・アレン”に近いんじゃないかなって思ったけど、ご指摘ございましたら叩いて下さいw
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