「意外なラスト(笑)。B級感満載のシュールゾンビムービー!!」デッド・ドント・ダイ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
意外なラスト(笑)。B級感満載のシュールゾンビムービー!!
【賛否両論チェック】
賛:良くも悪くもシュールさ全開のゾンビ映画なので、ツボにはまればメチャメチャ楽しめる。
否:ブラックな笑いやシュールな笑いが満載なので、人によっては全く面白いと感じない可能性も。グロシーンもメッチャあり。
・・・何と言いますか、良くも悪くもとってもシュールなゾンビ映画です。突如現れるゾンビの群れに立ち向かう主人公達を、基本的にはコミカルに描いているのですが、とにかく笑いのネタがシュールすぎるので、お気に召すかは観る人次第といったところです。「極地での工事の影響で自転軸がずれる」って、一体どういう状況でしょうか?(笑)
そんな中にあっても、ふと語られる詩的な表現が、妙な趣を感じさせるところもあります。
「ゾンビは物質主義の遺物だ。」
という独白が、意外と的を射ているようで深いなと感じました。
それにしてもラストの15分は、予想外すぎて思わず笑ってしまいます。個人的にはやはり、アダム・ドライバー演じるロニーのセリフがツボでした(笑)。
ただグロシーンもかなり多めなので、苦手な人には向きません。返す返すもB級感満載のとってもシュールな作品ですので、好き嫌いは大きく分かれるかとは思いますが、気になった方は是非。
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