「そうだね。さっき流れてたね。」デッド・ドント・ダイ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
そうだね。さっき流れてたね。
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アメリカのどこか、センターヴィルという田舎町を舞台に、突如出現したゾンビと対峙する警察官達の話。
局地の工事で地軸がズレて天変地異が起こりゾンビが出現したという設定のもと、町で唯一のダイナーで何者かに食い散らかされた従業員の遺体と割られたコーヒーポットが見つかり巻き起こって行くストーリー。
ことが起こる前から、作中の空気感から浮いて一歩引いた視点に立っている様な、何だかズレている様なスカしている様な空気感の主人公2人。
そこに帽子からクソなフランクだったり、映画好き兄ちゃんだったり、不思議なポーズの大仏を崇める日本刀女だったりの町の住民を交えつつみせていく。
ダイナーでの件でいきなりゾンビがどうとか言い出して、いや、確かにそうだけどw
ストーリーという程のストーリーはなく、警察官達を軸にしつつ町の住民達がゾンビと対峙する様子をみせたり、謎のキャラ「ゼルダ」の行動を、間を外した様な笑いを交えつつ淡々とみせていくばかり。
なんだそりゃ!?なぶっ壊しというか、お約束をかまされてからの、ラストの空気感は良かったし、笑えるところもあるし、つまらなくはないけれど、面白かったとは言い難いかな。
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