劇場公開日 2020年10月30日

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「❇️これが事件の本当の真相と思ってしまう無骨なストーリー⭕️」罪の声 シネマを喰らうさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5❇️これが事件の本当の真相と思ってしまう無骨なストーリー⭕️

2023年8月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

🇯🇵1984〜2018年京都府
🇬🇧イギリスのロンドン

🌀予備知識。
1984年に起きた、『グリコ森永事件』をモチーフにしている。
当時食品企業などに脅迫、誘拐、放火、毒物混入など未だに犯人が捕まっていない未解決事件。

食品企業に起きた誘拐、脅迫、毒物混入など、マスコミを利用した事件で時効が過ぎ、35年経った。

テーラーでスーツを作る男(星野さん)
遺品である父親の持ち物から、カセットテープを聴き、幼少時代の自分の声が、犯罪で使われていた音声だと知る!

一方で事件から35年か経った今、記者の男が、新たに取材してこの脅迫で使われていた子供三人のテープの声を探していた。

調べていくうちに2人は線で繋がっていく!

35年が経ち、未解決事件の真相に迫る骨太なストーリー。

◉80C点。
❇️本当にこれだと思ってしまう説得力あるストーリー!
★彡しかしながら、本当に分かっている事は‼️
1️⃣事件発生日時
2️⃣犯罪場所
3️⃣犯人の脅迫や手紙
4️⃣事件の報道内容
これだけしか結局わかっていない様です。
犯人がわかっていない事から犯人の行動はあくまでも憶測で結局予想や想像の中で展開されています。

🟢感想!
1️⃣実話ベースでテンポの良く、犯人に迫る骨太ストーリーが抜群に良い⭕️

2️⃣点と線が繋がり、今明かされる真実と憶測に説得力がある!⭕️

3️⃣記者の立場や役目とは何か?を問う。⭕️

4️⃣犯罪に巻き込まれた子供達が辛い。⭕️
★彡どんな理由があろうと親の行動に理解できない💢

5️⃣これが真実と思ってしまう説得力のある展開が良かった⭕️

シネマを喰らう