「あなたが子供たちの未来を壊したんです。あなたが!!」罪の声 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
あなたが子供たちの未来を壊したんです。あなたが!!
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映画「罪の声」(土井裕泰監督)から。
実際にあった昭和最大の未解決事件をモチーフ・・とあり、
登場する「ギンガ・萬堂事件」は「グリコ・森永事件」とわかる。
この分かりやすい設定は、当時の事件を思い出されてくれた。
他にも、PCで検索するサイトは、
「フリーなんでも辞典「ワクペディア(wakpedia)」。(笑)
さて、何を伝えたかったのか?を考えてみたら、
やはり、子供たちを事件に巻き込んだ、大人の責任、
そんなものを強く感じて、メモからピックアップした。
親の死をきっかけに、原因となった社会全体に不満を抱き、
自分の行為を「正義」と主張して、事件を起こすが、
何も知らない子供たちを苦しませておいて・・という思いから、
「そんなものは正義じゃない」と一喝した。
事件を起こした人は、最後の最後まで責任を取る。
それができないなら、初めからそんなことをするな・・という
やや怒りを感じながら、鑑賞を終えたが、嬉しいことに
ラストにこんなフレーズが待っていた。
「これは遠い昔の話だろうか。今も毎日のように事件は起きている。
勝手な理屈で人生を奪われるのはいつも・・弱く小さな者たちだ」
久し振りに、いい話だったなぁ。
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