劇場公開日 2020年10月30日

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「一点の緩みもない、見事な作品でした。」罪の声 お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0一点の緩みもない、見事な作品でした。

2020年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

脇役一人一人に至るまで、人物描写が深く彫り込まれており、また両主演の演技も素晴らしく、大変面白い作品でした。

グリモリ事件をモチーフにしているわけですが、いったいこの映画の告発はどこまで真実なのかというのは、常に頭をよぎっていました。
ノンフィクション?
フィクション?
それとも半フィクション?

フィクションとして見ても、たっぷりお金も人材もつぎ込んだ重量級のミステリー作品としても良かったですし、あの事件を覚えている人が当時のマスコミの踊る姿をホロ苦く振り返る意味でも絶好の作品であったと思います。

お水汲み当番