「墓場まで持ってく罪と覚悟」罪の声 ぺけすけさんの映画レビュー(感想・評価)
墓場まで持ってく罪と覚悟
なんとなく気になってフラッと鑑賞。
グリコ・森永事件の時は、私は生まれたてだったからほとんど記憶にはなくて、こんなことがあったのかーという、ほぼ初見の知識。
フィクションだけど、すごくリアリティがあって、これほんとにフィクションなの??っていう印象だった。
小栗旬はこういうキャラクターがすごく合ってて、好感度があがるw
主人公が2人に分かれて始まるところも、最後の結末に至るまでの人間関係の描きかたもリアルに感じた。
どんでん返し!みたいなテンションのものではない分、人間関係と感情の映し方に没頭したのかなー。
フィクションだけど、改めて、親は親の人生が、子供には親の人生ではなく子供の人生があるって再確認させられた。
罪の声は、墓場まで持って行くべきなのでは…?それをわざとじゃないにしろ継がせてしまうのも、また罪のひとつに思っちゃう。苦しみが待つ罪なら、ね。
スタッフロールで脚本が野木さん(逃げ恥、アンナチュラル)だったことを知り、はー、さすがの人間模様!って納得w
脇を固めるみなさまの演技力にも拍手だった!
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