「心の機微が丁寧に描かれていた」罪の声 りんくまさんの映画レビュー(感想・評価)
心の機微が丁寧に描かれていた
登場人物の心の機微が丁寧に描かれていて、邦画も頑張っているなあと思わせてくれる良い作品だった。
史実に寄せている部分もあるだろうが、当時の事件をあまりよく知らないこともあり、ひとつの物語として楽しめた。
はじめは登場人物が多くて多少混乱しそうになったが、そこは野木脚本。物語が進むにつれ、色んなことがクリアに見えてきて、最後にはほろっとさせてくれた。
小栗の演技は重くなりすぎず、軽くなりすぎず絶妙で、星野は適役。
本作とは関係ないが、最近映画館に行くと一人で来ている人が多く映画好きの人が結構いることが嬉しい。
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