劇場公開日 2020年10月30日

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「実写映画も捨てたものではない」罪の声 jaikoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5実写映画も捨てたものではない

2020年11月10日
iPhoneアプリから投稿

犯罪に加担させられ翻弄された子供たちの人生を描いて、そこからいろいろと考えさせられる、というストーリー。
自分的には、声を使われて巻き込まれた子供に罪はないのにっていうことが、結局星野源演じる曽根の方は幸せに暮らしているわけだから、声うんぬんでなく
親がいけないだけじゃん、と思うんだけど。
でも、でもですよ、
テンポが良く、ぐうぜん同時に動き出した二人がどこで巡り合うのかとか、
マスコミや警察は自分らの都合で動いているだけで
それは今も変わってないってことなんか共感を引き連れて引き込んでいく。
最後は結局小栗旬と星野源の阿久津と曽根の優しさに、真実をみつめながら目の前の人への優しさを大切に心を込めて生きることを示唆されてる映画だなって思って泣きました。
鬼滅の刃の裏でこういう実写映画があり
興行収入はそれこそマスコミが踊ってるのと違うけれど
千と千尋を抜かすだのと煽り
日本は実写はクソだと罵りそれに同調し
簡単に三浦春馬や竹内結子の自殺は信じる。
あおられる民衆もどうかと思うのでそこを自分らでなんとかしようって話ではないかと思えたりする。
鬼滅の刃を出すのは違うけど
こういう深みのある実写映画が作られていること
大人も見入る素晴らしい絵を制作して来てくれたアニメの先人達それが今の
鬼滅のヒットに全てつながっているよねと思います。
負けただの果ては嵐に負けてるだのと
マスコミは少し恥というものを知ってほしいよ。

jaiko