劇場公開日 2020年10月30日

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「fossil」罪の声 みみずさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0fossil

2020年11月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

泣いた・・・
それぞれの家族の想いが胸に迫った。
そして、エンドロールで流れるのはUru。
エンドロールは涙を乾かし、
一般社会に戻るためにリセットする時間だ
と思っているのだが、止めようもなかった。

そして、エンドロールの最後
毎日新聞
朝日新聞
初めにTBSが出てきたので前者は想定の範囲内だったが、
後者は全くの想定外!
涙は止まるどころか、引っ込んだ。

劇中にも出てきたが、
マスコミは優しい顔をして近づき、
用済みになると加害者同様に被害者を踏みにじる。
その最たる存在が○日新聞だろう。
どの面下げて、この映画に協賛したかね(-_-#)
一瞬反省したかのように謝罪記事を出しながら、
臆面もなく繰り返し自国までをも貶める。
何も変わらない!
彼(女)らこそがfossilだと強く感じた。
☆4.5と思っていたが、これで-0.5。

それでも、上記のように家族愛には
こみ上げるものがあったし、
人間の弱さ、葛藤も垣間見えた。
小栗旬演じる記者は勿論、
星野源にしても家族のためにはすぐに燃やすべきだし、
梶芽衣子演じる母親は自らのエゴを捨てきれず、
弟や母親を見捨てざるをえなかった子どもたち。
本当に見応えがあった。

みみず