「被害者と加害者の境界とは?」罪の声 ふたり映画さんの映画レビュー(感想・評価)
被害者と加害者の境界とは?
誰が加害者で誰が被害者なのか、分からなくなってくる。社会のせいといいながら自分の家族、まして子どもを不幸にしてまで成しとけたかった正義とは?いろいろ考えさせたられる映画でした。加害者の罪の声だけでなく、親の罪、マスコミの罪、国の罪いろんな意味に捉えられました。原作は読まないで観賞しましたが、読む側だったら証言者の名前がですぎてわけ分からなくなっていたと思う。分かりやすく物語が進行していったのでこれは脚本の力も大きいのかな。演者の苦悩する姿も感情移入してしまい引き込まれる。全体的に重めで単調なシーンが続くので集中力が切れてしまう人がいるかもしれません。
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