劇場公開日 2020年10月30日

  • 予告編を見る

「フィクションだがノンフィクションのような作り方」罪の声 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5フィクションだがノンフィクションのような作り方

2020年10月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

未解決のグリコ森永事件を題材にした塩田武士のフィクション作品。
子供の声で身代金の運び先を指示され、警察が追ったが犯人逮捕出来ず時効を迎えた。その声のカセットテープを自分の家で見つけた星野源が自分だと分かったところから物語は始まっていく。
本当にノンフィクションかと思うほどの説得力あるストーリーだった。
土井監督はもちろん、脚本が逃げ恥の野木亜紀子だったのも良かったのだろう。
テイラーの星野源、新聞記者の小栗旬、上司の古舘寛治、伯父の宇崎竜童、・・・出演者、みんな素晴らしかった。
エンディング曲のUru「振り子」もこの作品にマッチして良かった。
ホントに素晴らしい作品でした。

りあの