ブルー・ダイヤモンドのレビュー・感想・評価
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失望
主演がキアヌだからいずれ何か見どころはあるのだろうと一向に進展しない謎のプロットに耐えていたが、何も楽しめず、訳が分からないままでした。
客に媚びないと開きなおった、こういう一見ノワール調のひとりよがり映画が昔はよくありましたが未だに信奉者がいたとは驚きです。
劇中でマフィアが忍耐について語りますが映画のテーマは駄作に観客がどこまで耐えられるかの実験的な試みだったのかもしれません。
なんとなくキアヌは訳ありのダイヤをさばく宝石商らしいとは推察できますが地元の飲んだくれやマフィアもどきが出てきてサスペンス風の思わせぶり、見た目もしょぼいこと、無精ひげによれよれのホームレスのような風貌でシベリアの場末の飲み屋の女主人と絡むだけ、これだけ中身のない訳の分からない映画も珍しい。当初、ニコラス・ケージにオファーしたが断られたらしい。
「レプリカズ」も酷かったのですが、このところのキアヌの出演作はレベルが低すぎます、いったいキアヌに何があったのでしょうか・・。
う〜ん…
何でこの終わり方?組織とかたを付けるために、彼女のために戻って、結局撃ち殺さて終わり。ジョン・ウィックじゃないキアヌなので弱いし、相手は元軍人だから、あまりにも策がない。偽のブルーダイヤを掴ませ、ハラハラするサスペンスかと思いきや、不倫にハマり、中々その展開にならない。組織やら、それに敵対し、キアヌの味方になろうとする組織、政府組織など色々出てきて、面白くなる展開も台無し。勿体なかったし、何よりもキアヌに共感できなかった。
愛の話ってことなんだよね多分
「マフィアに渡すといったブルー・ダイヤモンドがない! どうする!」って言って、どうにもならずに最後殺されて終わるっていう、なんでそれ映画にしたんだって話なの。
だから多分途中で出会うカティアとの愛の話なんだろうな。最後、自分の生命を捨ててカティアを守りたいっていう。どうして、そう思うのかは、良く解らないね。なんとなく、それっぽい台詞を思い付いたように言わせてるから「そういうことなのかな?」って思うだけ。
キアヌ・リーブスはなんでこの作品に出たんだろうね。日本でも斎藤工が「この作品か!」って選び方するから、キアヌもそんな感じで選んでんのかな。
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