ヘルボーイのレビュー・感想・評価
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なんか色々残念
これってヘルボーイを知ってる前提映画?
なんかヘルボーイが何者なのかとか世界が魔物に溢れてるとか
所属している組織はなんなのかの説明一切ないんだけど。
2004年映画の続編ってことなの?
続編なら前のやつを見てからじゃないとなー😵
調べても続編とは書いてなかったし。。
しかしストーリーどこかで見たような物でしょぼかったな。
ヘルボーイがファザコンなのはなかなか良かった。
あの見た目でダディダディ言ってるのは良いよね!
ギャップ萌えだと思う。
だけど2019年の作品の割にCGのクオリティーが酷いな。。
この間ローグワンとか見ちゃったからか、目が肥えてしまったのかも。
ヘルボーイ
予備知識無く鑑賞。
地獄生まれ地球育ちの悪魔の子、主人公ヘルボーイ。
超常現象調査防衛局とかいう組織のエージェント。
巨人倒しのミッションをしたり
1500年ぶりに復活した
血の女王ニムエを倒しに行ったりするお話。
予備知識が無いもんだから、
あの風貌のヘルボーイが人間達と普通に馴染んでることに戸惑った。笑
内容は、
魔物ウジャウジャ。血肉ビシャビシャ。
って感じだった。
マーベルやDCのようなヒーロー映画を求める人にはオススメできない。
グロ耐性が多少ないとキツいと思う。
まったくつまらなかった訳では無いけど、
血の女王、あの調子なら
ヘルボーイの力無くてもやっていけるだろ!
と思ってしまった。
何故かやられ方も呆気ない。
キャッチコピー通り
地獄バトルエンターテイメントが見たい人には楽しめるかな?
続編がありそうな終わり方だった。
すこしグロすぎる
いや、過剰にグロい。
そこが味なのかもしれないが、観ていて辟易とする。
ストーリはかなりありきたりだが、序盤のテンポ良く世界を移動するくだりは観ていて飽きない。
オチ的にはハッピーエンドには程遠いが、そこまでバッドエンドでもない。エンドロール後のシーンも嬉しく楽しい。
もう少し、グロを控えてくれればもっと楽しさが残ったんだが…。
赤血増し増し! 豪快さ&キモさ強化型リブート作
ギレルモ・デル・トロ監督の手でシリーズ
2作が制作されたアメコミ『ヘルボーイ』を、
『ディセント』『ドゥームズ・デイ』等のニール・
マーシャル監督が再映画化したVFXアクション。
なお自分は原作コミック未読だが、今回は
より原作寄りの内容になってるんだとか。
デルトロ版は色彩や美術の作り込み、愛嬌のある
モンスターやナイーヴなドラマが魅力だったが、
今回の監督は血みどろアクション大得意なお方。
結果として、血糊とアクション大増量! キモい
クリーチャーも大増量!な内容になってました。
アーサー王伝説になぞらえた壮大なスケールの話は
ワクワクするし、冒頭のルチャ・リブレや3巨人
とのワンカット風バトル、終盤の都市大破壊など
アクションシーンも派手で多彩でゴアゴアだ。
...
新ヘルボーイを演じるのはSFドラマ
『ストレンジャー・シングス』のやさぐれ
警察署長役で人気急上昇のデヴィッド・ハーパー。
優しく気だるいボヤきのロン・パールマン版と比べ
アクションの荒々しさとボヤきの勢いがアップ!
豪快かつ意外に俊敏な闘いっぷりを見せる。
外観のせいで世間の人々からは怖がられ、
背負った運命のために味方からも狙われ、
相当しんどい立場の彼だが、そんなに悲壮感を
感じずに見られるのは言いたいことをズバズバ
言ってのけるパワフルなキャラクター故かねぇ。
ヘルボーイの育ての親で、厳しく優しいブルーム教授、
可愛い顔して霊魂吐いたり霊魂叩き出したりするアリス、
ネコのくせにドッグ派ソルジャーなダイミョウさん
など、仲間たちも魅力的なキャラ揃いでした。
...
対するモンスター側はキモさ爆発。
デルトロ監督は世間から除け者にされるモンスターに
シンパシーを持って描く為か、どのモンスターも外観
は奇怪だが愛嬌があり、時には美しくすらあった。
一方、今回のマーシャル版のモンスター達はまさに
“人に害為す存在”として描かれていて、デザインは
凶悪さとキモさにステータス全振りされてる印象。
簡単に言えば「キモかわいい」から「キモこわい」に変化。
3巨人はよだれダラダラで人間を小魚のように食い散らすし、
関節メキメキいわせて襲い来る魔女バーバ・ヤーガは
『ハンニバル』の大富豪メイスンみたいな凄い顔面の
悪食バアさんだし(リウマチの心配は無さそう)、
終盤にちょっとだけ登場してエグ過ぎる大殺戮を
繰り広げた地獄の巨人たちは神々しさと禍々しさ
を感じさせるデザインがすんごく気色悪い。
愛嬌あるのは豚さんや脇役の小鬼くんくらいです。
あと“バーバの動く城”のデザインおもろい。千鳥足。
ミラジョボ演じる敵の首領ニムエさんは見た目は
普通だけど、冒頭から腕や頭をミラジョヴォッと
切り落とされても全然死なない強力な魔女。
戦闘シーン含めて見せ場が少ないのは残念だが、
冷酷無比なド悪党というよりは自分の大義を
全うしようと奮闘している感じが良かった。
...
不満点。
アーサー王絡みの物語もヘルボーイ誕生秘話も
バーバ・ヤーガ暗躍も各キャラの背景も描いて
そこに毎回きっちりアクションシーンも挟むので、
色々と展開やキャラ描写が性急に感じる所がある。
特に後半になるにつれて段々と余裕がなくなり、肝心の
クライマックスが割とアッサリ決着しちゃうのが残念。
あの丘のシーンあたりからが顕著だったかな。
いきなり再登場して媚びへつらうデネイダさんとか
いきなり再登場して5分後にカラカラ死体になる
魔導師マーリンとか、重要な役所のはずなのに
よく説明もされないままスッといなくなっちゃう。
魔女ニムエさんもね、クライマックスで
もうちょっと粘って戦って欲しかった。
だが一番の不満点は、ヘルボーイの"父"ブルーム教授
についてもっと細かく描いてほしかった、という点。
長年どうやって出生の言い訳をしてたかも気になるが、
何より、彼はなぜ赤ん坊の主人公を殺さなかったのか?
冷徹なハンターだった彼の手を止めたものは何だったのか?
そこが描かれないのがつくづく勿体ない。
そここそが"息子"を信じ続けた理由のはずなのに。
...
それでも、最後に彼が語る言葉には目頭が熱くなる。
出自が邪悪でも、背負った運命が邪悪でも関係ない。
彼は息子の本性は善良なものだと信じ続けていた。
その善良さから来る息子の選択を信じ続けていた。
父の想いに応えて己の運命を乗り越える主人公。
そして同じく、彼の善良さを信じる仲間たち。
彼らの活躍をもっと見てみたい!と
思わせてくれるエンディングだった。
バイオレンス描写は人を選ぶかもだし、
駆け足な部分はあるものの、アクションも
ユーモアもキモいモンスターもたっぷりで
楽しめました。観て損ナシの3.5判定です。
<2019.09.28鑑賞>
ハジメマシテ
ゲテモノ感が凄い。
HEROxオカルトxスプラッタ…こんなレシピは見た事なかった。
コミックが原作で朧気ながら絵は覚えているのだが内容までは知らず…呆気にとらわれる。
地獄や悪魔の表現は流石で、生理的な嫌悪感を覚えるレベル。でも怖くはない。
かと言って楽しくもない。
一定数のファンはいるのだろう。
シッチェスとかは大歓迎しそうだ。そういう意味では極めてると思わなくもない。
血はドバドバ流れるは、内臓は飛び出るは、子供は喰われるはで…R15設定も頷ける。
本気度と言えばいいのだろうか?その世界観を再現するのに妥協はない感じだ。
そう…何と言えばいいのだろうか、リアルって訳じゃなく、妙に生々しい。
中盤に出てくる老いた魔女や、巨人もそうなのだけど…異臭さえ漂ってきそうなのだ。
終盤に地の底から這い出てくる悪魔たちの、生物でありながら無機質な感じとか、絶妙だ。
お好きな人はどおぞって感じなんだろうけど、この作品に熱狂している観客の事を思えば楽観的でもいられないような気分だ。
それなりにグロい。
原作を読んでいたり、ファンだったりする人はきっと違う感想だと思うし、原作の設定を把握していれば絶賛されるべき作品なのかもしれない。日本で言うところのデビルマンやゲゲゲの鬼太郎とかと根っこは同じように思うのたが、説得力が段違いであった。
同様に空想の産物ではあるのだが、背骨の太さか違うというか、西暦分の厚みがある感じ。
どおやら続編もあるらしい。
まぁ、観てみるか。
昨今の風潮よろしく、エンドロールの後にも映像が流れる。
Heeey! I'm on your side! 不発!ダークホースコミックスからのリブート
ミラ・ジョボビッチが悪役をすると言うことで話題になっていた「ヘルボーイ」。アメコミの二大巨頭マーベルやDCではない、ダークホースという会社から出版されているコミックを映画した本作。恐らく日本ではコミックよりも10年ほど前のギレルモ・デル・トロの映画版の方が有名かと思われます。でも日本でもちゃんとコミックは邦訳されて出てますよ~。
久しぶりのリブートだった割には本国アメリカで大きく転けたという噂だったので、期待値を下げて観に行ったのですが、そこまで悪くはないかなと思いました。コミックが元だけあってビジュアルは良いんですよね。人体破壊描写はちょっとグロかったですが、実際にスーパーパワー持った輩が暴れてたら、ああなるよなっと。その辺は他のアメコミ映画よりリアルだったと思います。Museの曲をバックに巨人と戦うシーンも面白かったですし、終盤ワラワラ出てくる悪魔も一体一体よく考えてあって見応えありましたし。残念ながら悪魔の出番は超少なかったですが・・・。
ヘルボーイのキャラクターも面白かったです。スゴい力を持っていながら、ちょっとヘタレキャラ。何だかんだでパパ大好きな所も良かったですね。口の悪い?霊媒の女の子アリス、渋いダイミョウ等仲間もキャラクターは立ってました。ミラ姉さん演じるニムエもバラバラになっても生きててインパクトあります。バラバラになった体を復活させるのに普通に縫合してたのは痛そうでしたけど。
しかし、問題は脚本でしょうか?正直何だか雑なんですよね。先に見せたい絵があって、その後にストーリーを作りましたみたいな感じです。だってニムエが病原菌振り撒いて、「絶対外にでないで下さい」って散々ニュースで言ってた後に、街中を普通にサラリーマンが歩いてて悪魔に殺られるって、しかも街中には人が沢山いるってどう考えてもおかしいでしょう。さっきの病原菌の騒ぎはどうなった?っと思ってしまいます。
原作のアメコミをギュッギュッと濃縮させたからかもしれませんが、どうしても飛び飛びな印象を受けるんですよね。今回は原作者も全面的に協力されているみたいなのですが、映画にする場合って原作のテイストを取り入れるぐらいで話は全く新しい物を作った方が、往々にして面白くなります。マーベルみたいに。その辺りが上手くいってなかったかなっと。
アクションシーンやビジュアルは一見の価値があるので、気楽に(ちょっとグロいですが)B級な大作映画を観るって気持ちだと、仕事で疲れた頭を程よくリフレッシュできると思います。
これ以上面白くしないで欲しい。
もう、ほんとに、最高!だけど最初にただ一つの苦言を言うと「アベンジャーズ化しないで欲しい!」。スケール感が増大して来てます。次作の話ですけどね。
何もかも好き。冒頭のアーサー王パートも、巨人のエグさも、グロい殺戮場面、展開の緩急、バディに紅一点入れるとこ。血筋の仕掛けも、落とし方も、次作へのネタ振り伏線も。何より音楽のセンス!これだよ、これこれ!音楽と場面設定説明映像だけでもテンション無茶上がる!
もう「好き嫌いのレベルの話で客観性に欠く」事をお断りした上で言いますけど、面白くて面白くて面白い!三回繰り返しました。
明かされるヘルボーイ出世の秘密。彼は悪の大王か。はたまた人類の希望なのか。ここからが見どころですが、も少し勿体ぶって粘って欲しかった。と言うか、そこで楽しませて欲しかったかなぁ。
ミラ・ジョポビッチとサッシャ・レインの女性陣が二人とも大好き。アリス役のサッシャ・レインは、ダニエル・デイ・キムと共に次作キャリオーバーですね!
アグリーさが売りのダークヒーローのヘルボーイ。夜道では会いたく無いし、飛行機で隣に座られたら気絶します。が、色々と可愛いかった。一番可愛かったのはキャストロール後のサービス一本目。ワロタピーポー。
ちなみにサービスフィルムは2回有ります。1回目で退出すると、次作のネタ振りを見逃がす事になりますので要注意です。
この秋、ゾンビランドも来ます。なんで、この手のカルト風の変わり種が集中するかなぁ。上映時期は、も少しずれてて欲しかった。勿体無く無いですか?
これ以上面白くしないで欲しいと思ったのは、ゾンビランドが心配になってしまったからです。大丈夫か?
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おまけ映像について追記
おまけ1
父の墓に伏して、酒ビン握って、泥酔してすすり泣く女々しいヘルボーイ。其処へ現れたロブスター・ジョンソン!のゴースト。ヘルボーイに立ち直れと諭して、ヘルボーイの身体をすり抜けて立ち去ります。
おまけ2
バーバヤーガの元を何者かが訪れますが、低くこもった声だけで姿は見えず。バーバヤーガは話しかけます。死にたいのに死ねなかったんだね?
本編でニムエを倒した後。ダイミョウ大佐は用無しになった銃弾のカプセル部分だけをアーサー王の墓所に投げ入れます。カプセルはタイルの上で割れて、中身はタイルに流れ出します。法王に賜わった聖水が入っていたはずで、あの墓所に、あの時いたのは生き絶えたブルーム教授。聖水などの影響で成仏していない?
バーバヤーガの元を訪れたのは、ヘルボーイのパパだと思います。
新規でもまぁまぁ楽しめた
前作も知らず、ヘルボーイというキャラクターもイマイチ分からず鑑賞。
時折ファンサービスのシーンがある為、初めて観る僕にとっては疑問に感じたシーンもあったがストーリーに大きく関わることなかった為問題なく最後まで鑑賞できて。
ストーリー性も初見で鑑賞するにもまずまず分かりやすく興味もそそられる。
まぁこの作品はストーリー性うんぬんよりも、グロいシーン含む戦闘を爽快に楽しむ作品でもあると感じた。
そしてなによりヴィラン役のミラジョボビッチが美しすぎる。(個人的にはミラこそマレフィセントに適役だと思うくらい美しい)
彼女は大好きなバイオハザードのアリスのイメージが僕にとっては印象強いが、ヴィランといえどもその美しく悪事を行う姿に翻弄された。
映画館が好きでなにか爽快なアクション作品を探してるのであれば適した作品ではないか。
10年が経って、どうなのよ?
この作品、「ヘル・ボーイ」はファンの方なら当然ご存知だと思うが、前作の「HELLBOY II: THE GOLDEN ARMY (2008)」から約11年が経過し、何故、続編まで期間を置いたのかは、様々な憶測を呼んでいるが、この "Supernatural superhero"と位置付けられるヘル・ボーイ、個人的にはほかのコミックのヒーローものよりもややダークなイメージがあるもので、今回はR-指定となっているのだが、このサイト、映画.comはそんな簡単で重要な情報を載せていないという不親切感丸出しで、しかも配給会社投げ売りの情報しか載せないので注意が必要となる。スーパーヒーローものだから、だれでも見ることが出来ると思っている子供のおられる視聴者に対してうっかり間違って子供さんを映画館の前まで連れて行ってみることが出来なくなるような悲しいことにならないようにしていただきたい。(前作はR-15)
前作の監督のデル・トロは「シェイプ・オブ・ウォーター(2018)」に登場する半魚人を“ゴールデンアーミー”でも先に登場させ、同じ役者さんのダグ・ジョーンズを起用している。
前回に比べブート物として作られた本作、若干、ヘル・ボーイの仲間の個性が弱くなったかもしれないが、あからさまに批評家の支持が得られないような映画ではないと個人的には思っている。可愛い特殊能力のあるアリス役に、最近視聴した「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2019)」でいい雰囲気のある役を好演していた彼女、ここでもラストにそう来るか?という落ちもある。またTVシリーズ「LOST(2004)」にも登場し、今回、視聴者のブーイングのため(ホワイトウォッシング)役を獲得したが、彼の独特の味のあるものが爆発し、好感の持てるいつもの彼の演技を見ることが出来る。
イギリスで150年続く新聞紙London Evening Standardの記者のコメントとして、「もし、今なっている電話がこの映画についての呼び出しだったら、この映画については何も書かず、読者のためにこのスペースを空白のままにしておく。」まだカナダの日刊紙Globe and Mailは、「この映画を観るということは、私個人の地獄という絶対的テーマとなった。」あからさまな痛烈な批評であるけれども一般の視聴者の方は概ね受け入れられていている本作、個人的には、エクスカリバー、皆さんご存知のアーサー王伝説には欠かせない聖剣でこの物語のキーアイテムの一つとなっているのだけれども、それにかかわる血塗られた黒魔女で登場するミラ・ジョボビッチの演技が精彩を欠いているように感じるし、もっとはじけた爆発していただきたかった。
I-MAXにも上映され、その音楽性が前回のものよりは、かなりリズムを中心とした映像との融合が特徴として言えて、これから中国をメインに日本を含めて、どのように興行的に成功させるかが、この映画の成功のカギを握ると思われる。映画制作側が敢えてヒーロー映画をR-指定にした潔さが伝わってくるし、拝金主義のディズニーなら絶対にそんな金儲けのできない映画製作なんてクソクラエ~ッテ.........!
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