ヘルボーイのレビュー・感想・評価
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やりたいことは分かるけど…
原作は未読だけどデル・トロ版2作が大好きなので映画館で鑑賞。
デル・トロ版と差別化を図るためか、監修に原作のマイク・ミニヨーラが関わってるからか、かなり原作に忠実に作ってるらしいし、R-15ということでゴアシーンも多め。
まぁ、デル・トロ版と差別化を図りたいのは分かるけど、これって2か3でやる話でしょ。
ご存知ヘルボーイみたいに登場しても知らない人の方が多いし、原作好きな人は「あのキャラが出た!」って楽しめるかもだけど、デル・トロ版でヘルボーイを知った人は雰囲気が違いすぎて戸惑うんじゃないかな。
ゴア描写も、ゴア描写のためのゴア描写で、あまり必然性を感じないし、物語もとっ散らかってる印象。ヘルボーイがどんなキャラでどのくらい強いかも分からないし。
ダイミョーとアリスとチームで戦うラストシーンだけは良かったかな。
大音量ロックBGMでブチ上がるR15+スプラッター
デルトロ版とは出生パート以外ほぼ別ストーリー
おまけ映像2つ
続編アリアリ
イギリス舞台
まさかのアーサー王ネタ
珍しくミラ・ジョヴォヴィッチはおっぱい出さず谷間のみ
盛大に人体が引きちぎられ血や臓物が飛び散るのでR指定
帝都物語を彷彿とさせる降霊シーンw
どことなくB級ぼいっ映画❗
マーベル(MCU)より全然良い
全米ではおおこけらしいが…。
2019-85
ロード・オブ・ザ・リング、ハリーポッター、ゲーム版バイオ7、マイケル・ジャクソンのスリラー、男梅(←)が好きな方へ。
機内にて鑑賞。
デルトロ版は未鑑賞ですし、スルー予定だったのですが、bloodさんのおもしろかたよーレビューにより、気になって気になって、飛行機搭乗。
あ、あるやん!と思わず声が出そうに(笑)
キモかわいい。いや、グロかわいい?いや、かわいくはない(笑)
MARVELやDCで目が超えてしまってもまあまあ(←)興奮できるアクションと、ファンタジー(多分)な部分。たまにチープさがあるところがまたいいやん。
モンスターたちはロード・オブ・ザ・リングとハリポタ感があり、死霊館で会った気がするおばあちゃん(名前忘れました)は、見た目も動きもゲーム版バイオ7に出てくる母ちゃんぽくて、いい感じにキモ。
男梅のバディとなるかわいこちゃんと、ダニエル・デイ・キム(彼の登場で24ヲタの私熱狂。いやほんと警官コスと拳銃が似合いまくりなのよ)の凸凹トリオの戦闘シーンは、マイケル・ジャクソンのスリラーっぽいし、ああなんかいいわこの感じ。
バラバラミラジョボ姉さんがいい感じにB級感出してる。
あ、手足とか首とか、庭いじりくらいの感覚でもげます。
男梅みたいに常に食べてたいわけじゃないけど、一粒食べると癖になりました。
続編絶対ありげな終わり方。もひとつぶ、食べたくなるやん。
悪魔の申し子
カミソリじゃなくてヤスリね
2004年に映画化されたコミック作品のリブートで、超常現象調査防衛局エージェントである悪魔の子ヘルボーイが巨人退治、魔女退治に臨む話。
西暦517年にキングアーサーが魔女ニムエを封印したところから話が始まり現代へ。
スマホの件で軽さをアピールしロックなルチャリブレで一気に惹きつけられるしテンションが高まる。
しかしながら、作品の軽さとか案外普通な主人公の性格を表したいのだろうけど、そこからのドラマがちょっとダルい。
ヘルボーイの来歴説明もそこでですかという感じだったし。
人じゃないものの造形は良いし、バトルシーンもノリノリだしつまらなくはなかったんだけどね…ストーリー展開がまわりくどかったりテンポが悪くて設定のファンタジー感が面倒くさく感じてしまってノリきれず、イマイチ自分の好みの感じではなかったかな。
20年前なら絶賛って感じでしたが・・・
15年前にも実写化されてるヘルボーイのキャスト一新のリプート版
予告は、音楽もノリノリで楽しみでしたが、無料パスで正解( ^ω^ )
この十数年・・・ダークナイトやMCUシリーズで、飛躍的に映画としてのクオリティがアップしたアメコ実写ですが・・・・・
同じR指定なら観る側の度肝を抜いたデッドプールには遠く及ばない超ド級B級エンタメ作品でした(^◇^;)
ミラさんの悪役もっと強烈かと・・・
エンドロールの途中も後もオマケありですが、続編作れるのかな!?
☆3.5
Heeey! I'm on your side! 不発!ダークホースコミックスからのリブート
ミラ・ジョボビッチが悪役をすると言うことで話題になっていた「ヘルボーイ」。アメコミの二大巨頭マーベルやDCではない、ダークホースという会社から出版されているコミックを映画した本作。恐らく日本ではコミックよりも10年ほど前のギレルモ・デル・トロの映画版の方が有名かと思われます。でも日本でもちゃんとコミックは邦訳されて出てますよ~。
久しぶりのリブートだった割には本国アメリカで大きく転けたという噂だったので、期待値を下げて観に行ったのですが、そこまで悪くはないかなと思いました。コミックが元だけあってビジュアルは良いんですよね。人体破壊描写はちょっとグロかったですが、実際にスーパーパワー持った輩が暴れてたら、ああなるよなっと。その辺は他のアメコミ映画よりリアルだったと思います。Museの曲をバックに巨人と戦うシーンも面白かったですし、終盤ワラワラ出てくる悪魔も一体一体よく考えてあって見応えありましたし。残念ながら悪魔の出番は超少なかったですが・・・。
ヘルボーイのキャラクターも面白かったです。スゴい力を持っていながら、ちょっとヘタレキャラ。何だかんだでパパ大好きな所も良かったですね。口の悪い?霊媒の女の子アリス、渋いダイミョウ等仲間もキャラクターは立ってました。ミラ姉さん演じるニムエもバラバラになっても生きててインパクトあります。バラバラになった体を復活させるのに普通に縫合してたのは痛そうでしたけど。
しかし、問題は脚本でしょうか?正直何だか雑なんですよね。先に見せたい絵があって、その後にストーリーを作りましたみたいな感じです。だってニムエが病原菌振り撒いて、「絶対外にでないで下さい」って散々ニュースで言ってた後に、街中を普通にサラリーマンが歩いてて悪魔に殺られるって、しかも街中には人が沢山いるってどう考えてもおかしいでしょう。さっきの病原菌の騒ぎはどうなった?っと思ってしまいます。
原作のアメコミをギュッギュッと濃縮させたからかもしれませんが、どうしても飛び飛びな印象を受けるんですよね。今回は原作者も全面的に協力されているみたいなのですが、映画にする場合って原作のテイストを取り入れるぐらいで話は全く新しい物を作った方が、往々にして面白くなります。マーベルみたいに。その辺りが上手くいってなかったかなっと。
アクションシーンやビジュアルは一見の価値があるので、気楽に(ちょっとグロいですが)B級な大作映画を観るって気持ちだと、仕事で疲れた頭を程よくリフレッシュできると思います。
あれから10年以上
これ以上面白くしないで欲しい。
もう、ほんとに、最高!だけど最初にただ一つの苦言を言うと「アベンジャーズ化しないで欲しい!」。スケール感が増大して来てます。次作の話ですけどね。
何もかも好き。冒頭のアーサー王パートも、巨人のエグさも、グロい殺戮場面、展開の緩急、バディに紅一点入れるとこ。血筋の仕掛けも、落とし方も、次作へのネタ振り伏線も。何より音楽のセンス!これだよ、これこれ!音楽と場面設定説明映像だけでもテンション無茶上がる!
もう「好き嫌いのレベルの話で客観性に欠く」事をお断りした上で言いますけど、面白くて面白くて面白い!三回繰り返しました。
明かされるヘルボーイ出世の秘密。彼は悪の大王か。はたまた人類の希望なのか。ここからが見どころですが、も少し勿体ぶって粘って欲しかった。と言うか、そこで楽しませて欲しかったかなぁ。
ミラ・ジョポビッチとサッシャ・レインの女性陣が二人とも大好き。アリス役のサッシャ・レインは、ダニエル・デイ・キムと共に次作キャリオーバーですね!
アグリーさが売りのダークヒーローのヘルボーイ。夜道では会いたく無いし、飛行機で隣に座られたら気絶します。が、色々と可愛いかった。一番可愛かったのはキャストロール後のサービス一本目。ワロタピーポー。
ちなみにサービスフィルムは2回有ります。1回目で退出すると、次作のネタ振りを見逃がす事になりますので要注意です。
この秋、ゾンビランドも来ます。なんで、この手のカルト風の変わり種が集中するかなぁ。上映時期は、も少しずれてて欲しかった。勿体無く無いですか?
これ以上面白くしないで欲しいと思ったのは、ゾンビランドが心配になってしまったからです。大丈夫か?
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おまけ映像について追記
おまけ1
父の墓に伏して、酒ビン握って、泥酔してすすり泣く女々しいヘルボーイ。其処へ現れたロブスター・ジョンソン!のゴースト。ヘルボーイに立ち直れと諭して、ヘルボーイの身体をすり抜けて立ち去ります。
おまけ2
バーバヤーガの元を何者かが訪れますが、低くこもった声だけで姿は見えず。バーバヤーガは話しかけます。死にたいのに死ねなかったんだね?
本編でニムエを倒した後。ダイミョウ大佐は用無しになった銃弾のカプセル部分だけをアーサー王の墓所に投げ入れます。カプセルはタイルの上で割れて、中身はタイルに流れ出します。法王に賜わった聖水が入っていたはずで、あの墓所に、あの時いたのは生き絶えたブルーム教授。聖水などの影響で成仏していない?
バーバヤーガの元を訪れたのは、ヘルボーイのパパだと思います。
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