るろうに剣心 最終章 The Finalのレビュー・感想・評価
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古典的な時代劇と斬新な殺陣の融合
見応え十分な作品に仕上がっている。本作は、古典的な時代劇の要素(静)に、アクション映画の様な斬新な殺陣の要素(動)を取り入れた、新しいタイプの時代劇シリーズの最終章である。静と動の要素に更に磨きが掛かっている。主演の佐藤健は、静と動の要素を見事に演じ切って新しいヒーロー像を創り上げている。彼の代表作になるだろう。
本作の主人公は、緋村剣心(佐藤健)。強敵・志々雄真実との激闘後は、東京の神谷道場で穏やかな日々を過ごしていた。しかし、そんな日々も長くは続かず、剣心に恨みを持つ雪代縁(新田真剣佑)達に、剣心、剣心の仲間達が襲われる事件が相次いで発生する。事件は次第にエスカレートしていき、剣心は、事態を収拾するため、縁との決戦に臨む・・・。
ストーリー展開に新味はないが、主役の佐藤健を始めとして、敵役の新田真剣佑、脇を固める、武井咲、蒼井優、土屋太鳳、青木崇高、江口洋介らの豪華俳優陣が、持ち味を活かした充実した演技で物語を牽引している。逆刃刀に象徴される人のために生きる生き方を貫き、苦悩しながら道を切り拓いていく主人公の姿は、求道者を彷彿とさせ、古典的な時代劇として堪能できる。
本作の売りである殺陣は、ハイスピードアクションの様な目まぐるしさである。特に主人公が大勢の敵を相手にする時の殺陣は豪快、痛快、斬新である。また、新田真剣佑の殺陣には、運動能力を存分に活かしたスピード感と迫力がある。さらに、主人公の操る逆刃刀は、斬るのではなく叩く動作になるので、斬る殺陣とは一味違う殺陣になっている。このように、本作の殺陣は従来時代劇の殺陣の範疇を遥かに超えている。殺陣というよりはアクションという言葉が相応しい。
ラストは予定調和ではあるが、シリーズの幕切れに相応しい、大人味の落ち着いた幕切れだった。穏やかな気持ちになれた。最終章は2部作であり6月公開作が最終作とのこと。物語が原点に戻るらしいので私は本作を最終作と判断する。
予想通りの展開。
真剣佑がとにかくいい!
るろ剣である意義はない…かな…
これまでの3作と本作、共通して言えるのは「るろうに剣心ではない」ということだろうか。
1作目は「佐藤健でカッコいいアクション撮りたい」
京都編は「佐藤健と藤原竜也でカッコいいアクション撮りたい」
本作は差し詰め「佐藤健と真剣佑でカッコいいアクション撮りたい」といったところか。
アクションは確かに頑張ってる。けど、どうもそれ以外は…
実写映画は原作を切り離して楽しむべき、というのはよく分かる。しかし、そもそも尺が短くて剣心、縁以外のキャラクターが雑に扱われすぎており、原作を脳内補完しないと満足できないのであれば本末転倒。
佐藤健と真剣佑で一からアクション映画作った方が、「作品として」は綺麗に収まったのではないだろうか
戦闘シーンは圧巻だった。 剣心によって姉を殺害された縁の苦悩が原作...
可能性を感じた映画
モチベーションの維持
京都大火編、伝説の最期編での志々雄真実の存在感たるや、ラストバトルでの迫力を観れば完全に剣心を食っていた。
正直、あれがるろうにシリーズの頂点に間違いない。
ただ、原作は縁編もかなり重要な展開をはらんでいるだけに切り捨てるわけにはいかない。
諸々の事情があって今作までの製作に時間がかかったのだろうが、やっぱり少し間が空き過ぎている。
継続して出演している俳優陣の努力は素晴らしいし、映像のクオリティも日本映画としてはハイクオリティだと思う。
ただ、だからこそストーリー展開や脚本にはもう少し気を使って欲しかった。
アクション演出がハイレベルなだけに、ドラマパートの特に剣心、薫、左之助、弥彦、恵が絡む会話のシーン全般がショボく感じられ、観ていて残念だった。
これは正直、後編の「最終章 ザ・ビギニング」が本当に必要なのか、疑問が残ると同時に、不安に思えて仕方がない。
アクションだけかなぁ。
コロナ過、いつの間にかに上映が終わって、レンタルが最終章二本とも出ていた。有村架純が巴(剣心の亡き妻)を演じるのは知っていたので、(はいはい、原作のあのシリーズね)とだけ思ってパッケージもマトモに見ずに二本とも借りた。上映した順に見たが、てっきり前後編で分けると思ったので、途中から(あのシリーズはうろ覚えだけど、時間配分間違えてね?まぁ、大分改変されてるけど)と思ったら、(えっ?)って感じで終わった。
前後編では無く、こちらが時間軸で言うとラストで、もう一本は巴が生きていた頃だった・・・・・
そのせいで、こちらの巴絡みの部分が伝わってこない・・・・・
改変もやり過ぎだろ・・・・って感じで。前三作は、改変は有っても原作を大事にしている感は有ったけど・・・・・・これなら、前作で終わらせておけば良かったのに。前作から制作時間も空いたので・・・・やはり役者陣の見た目的にもキツいかなぁ。
あと、アクションが売りと言っても、無駄に壁を走らせ過ぎ。
真剣佑がすごい
ありがとう、そして…
るろうに剣心4作目を鑑賞。
今作は剣心の十字傷の謎が明かされる。
実は剣心は過去に巴という妻がいて、
戦いの中で妻を斬殺してしまう…
巴の弟、縁は剣心に恨みを持ち復讐をする…
といった内容。
原作はほとんど未読。
アニメもだいぶ前に見たような見てないような…
そんな殆ど知識が無くても問題なく見れる。
もはや「実写化」という枠を超えて成り立ってる作品だと思う。
前半
今作の敵、縁の暴れっぷりで存分に強さを確認出来る。
京都編の後の時代の流れも知れる。
中盤
結構ダレる…
後半
見応えたっぷりのアクションシーン!
クライマックスもBGMなしで剣心と縁のバトルに魅了される。
人気キャラ?だからか過去作のキャラも集結!
するも蒼紫はケガで退場、宗次郎も敵を足止めした後は出てこない…
操もどうなったんだろ…
と消化不良の部分も…
そこを省いて主人公と敵を深堀りしたほうが良かった気もする…
だけど全体的にはとても楽しめた。
とくにアクションシーンは過去作と比べるとかなりド派手。
セットはぶっ壊れるし人は吹き飛ぶし見応え十分。
過去作を見なくても楽しめると思うし(もちろん見てればより楽しめる)、
何しろ一作でしっかり完結するのも良かったと思う。
次のThe Beginningもあるけど物語としてはこれが最後。
巴の墓参りシーンの最後で言った
「ありがとう、そして、さようなら」
というセリフは巴だけでなく視聴者にも伝えた言葉のような気がして心に響いた。
アクションとしては良かった。
原作を当時見てたものなのでうろ覚えがあるけど、え?え?え?っと思ってたらいつの間にか映画終わってた(笑)
私が記憶する限り、弥彦の成長と、剣心がまた殺人を犯すのか、それともっと落胆や思考などあったはずなんだけど、あっっさり流れてアクションになってます(笑)映画なので仕方ないのですが、前回の映画たちもその傾向があったのですがまあまあ見れてました。それが悪く出ちゃった印象かなー今回は。原作読んだことない人にははてなマークつきそうな映画になってそう☹あくまで個人の意見です。最後の戦いは見ごたえありました。
そりゃそうや
レンタルで視聴。
結論としては普通。
よく考えりゃそりゃそうだわ。原作でも人誅編って過去の話が面白いんであって縁達との戦いは大して面白くないもんな(笑)
元の話がいまいちじゃそりゃ幾ら金掛けたってそりゃあねぇ、、、
ちょっと後半が駆け足なせいで原作からの改変で薫や張の扱いが雑になってたのも気になったけど。
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