るろうに剣心 最終章 The Finalのレビュー・感想・評価
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見入った!魅了された!
るろうに剣心は私全部見てないんです。
でも今回友達に誘われて観に行くことに…。
原作を少しかじってる程度で観に行った事が、唯一の残念な部分。
太鳳ちゃんはアクションの演技凄いね。
とってもカッコ良かった!
いつ見てもカッコイイのは斎藤一役の江口洋介さんですね。終始カッコ良かった!
縁役の真剣佑は作り込んだ肉体美に感動した☆
もちろん縁の空気感も良かった。
次のBiginnig迄にちゃんと今までのるろうに剣心観て勉強してから観に行こうと決めました!
4DXいらなかった
十字傷の謎…そして縁
久しぶりの大作に、ワクワクしながら映画館に向かった。その期待に十分応えてくれる、日本映画界に足りなかった、スリル満点のアクション映画が誕生した。レビューを見ると、酷評している人も一部居るが、自分は文句なしに、誰もが楽しめるエンター・テイメント作品に仕上がっていると思った。
アニメやコミックの実写版でよくある、駄目だしの裏切り作品ではなく、本当に楽しめて、140分があっという間に過ぎていった。6月に『The Beginning』も公開されるものの、シリーズとしては、これで完結してしまうのは惜しまれる。
本作の素晴らしさは、まずは、スビート感ある殺陣にある。綿密に練られた殺陣の動きの中、ワイヤーアクションも駆使し、迫力ある戦闘シーンを、次から次へとこれでもかと繰り出してくれた。これは、CGに頼っているハリウッド・アクションとは、一線を画した魅力である。佐藤健も、真新田剣佑にしても、本当に鬼気迫るアクションを、体を張って頑張っていたと思う。まあ、剣心一人に対して、100人近い敵を叩きのめすシーンは、流石にやり過ぎと感じ、リアルさには欠けたが、それを叩きのめすシーンは、スカッとすることは間違いない!
映像という点では、『動』のアクションから、一転『静』のシーンでは、日本の四季を彩る、美しい自然を背景にした落ち着いた色彩に包まれる。それはまるで、東山魁夷の日本画を観るような静けさと寂の世界観を醸し出し、こればかりは、ハリウッドも真似できない日本の映像美であると感じた。
そして、今回のテーマ剣心の十字傷の謎を知る、雪代縁との因縁は、剣心の抜刀斎時代の過去に遡り、今まで語られてこなかった恋愛ドラマが、涙を誘う。この部分で、単なるアクション映画としてではなく、悲恋の過去に纏わるヒューマン・ドラマとしても、面白さを増している。
また、これまでの懐かしいシーンや敵役、「えッ」と思う出演者も登場し、これまでのフィナーレに相応しい内容となっている。そして、過去を断ち切った剣心の穏やかな日々を、願わずにはいられないラストシーンへと結びついた。
5をつけることは出来ないが…
原作ではまだこの場面は未読の者です。アクションは間違いなく過去1ではないでしょうか。妥協が無く、出し切ったという感じが凄かったです。
縁が本当に魅力的でした。もちろんアクションは言うまでもありません。新田さんの演技力が光り、声色やたたずまい、目つきは怖いくらいにラスボスでした。亡き姉を思って残忍なやり方で人を殺める。非情だけれどもどこか愛おしいキャラでした。あとは瓢湖役の柳さんの存在が印象に残っています。
美術的なものにもかなり凝っているなあという印象でした。場面に合わせた縁の衣装替えや、建物のつくりや小道具を用いた戦闘も見ていて楽しかったです。
ラストの戦闘シーンは人物それぞれの「人間臭さ」が出ていました。剣心が謝るところは、彼の心からの償いの気持ちがにじみ出る、切ない場面でした。縁が薫の代わりに銃弾を受けるところも縁の根っこにある優しさを感じました。誰かを守りたいという気持ちが交差する、非常にエモーショナルなラストでした。
あとは宗次郎の登場です。夢でも見ているのではないかと思うくらい嬉しいサプライズでした。最終章ににふさわしい演出でした。
いいところはもっとあるし、大好きな映画なのですが惜しいなあという部分も。
原作ではどうなのかは知りませんが、操や蒼紫が活躍した時間を弥彦や左之助に回せなかったのかなあというのが正直な気持ちです。操と蒼紫の活躍にケチつけるわけではありませんが(むしろお二人ともすごくかっこよかったし)、剣心組の団結をもっと見たかったです。原作と違う展開にするならいっそ御庭番集いらなかったのでは、とも思ってしまう。自分の弱さに悔し泣きする弥彦はあれで終わっていいのか。やはり彼にもラストで剣心たちと戦ってほしかったです。左之助も正直今回はやられっぱなしで悲しかったです。剣心の相棒なのに。
あとは張さんの最期です。今作も出るんだ!と嬉しかったし存在感もありましたが、あの展開にはあまり納得できなかったです。
色々述べてきましたが、観たことに悔いはありません。惜しいところよりも満足感が圧倒的に勝つ映画です。大好きなシリーズを映画館で見れたのは幸せな時間でした。ぜひ皆さんにも観てほしいです。
佐藤健好き
6時からの予約に4時代から起きて予約。
期待が高過ぎたか分からないが、映画好きとして監督に伝えたい。演者の熱量をもっと演出して欲しかった。優しい感じでまとめた感があり、あの感動がもっと欲しい。クールで優しくて強い剣心を脳裏に焼き付けて欲しかった。私の勝手な意見。特に神木隆之介の登場と演出は合ってましたか?takaの歌にはスケール感があり流石だと思う。と言ってもThe Beginningまでちゃんと見届けます。
非道い
アクション・かっこよさは半端ない。でも、抜け落ちが、
アクションは良かったー。
雪代縁⇒新田真剣佑カッコ良すぎた。
でも、
①雪代巴の斬殺シーンを前の件からちゃんとして欲しかった。
②神谷薫の死(本当は見せかけ)をして欲しかった。その流れがあって、剣心がその苦境を乗り越えていくシーンが良かったのに。薫の墓を暴くシーンなどが尺的にも配役的にも厳しかったと思いますが。
京都大火に匹敵する最高傑作!
アクションお腹いっぱい
るろうに剣心初心者ですが…
微妙
殺陣は凄い。凄いけど…アニメや漫画のように技名を叫ぶがなかったりして、ちょっと違和感を感じてしまいます。これが普通の時代劇なら大丈夫なんでしょうけど、原作が漫画なので、ちょっとそういうところを心がけて貰えると良かったかな?後、四乃森蒼紫様が出てくれたのは、嬉しいけど、爆風で重症は勘弁して欲しい。一ファンとして、悲しかったです。
前売り券購入してしまったので、次も観ないといけません。期待は、あまりせずに観ようと思います。
最高傑作❗️
ずっと釘付け。
想定外
珍しく原作既読。
娘がどはまりしていて、つられて私も惹かれていった。
だから、ストーリーとしての面白みは余り感じない。
ほぼ原作に沿った流れだったと思う。
一方、アクションは触れ込み通りの素晴らしさ。
日本映画としては秀逸のできばえと感じた。
原作既読なだけにキャストに違和感を感じるところもあるが、
剣心、斎藤一、蒼紫はぴったりはまって存在感抜群。
そんな中のあの事件はおそらく大いに想定外だっただろう。
最終決戦に蒼紫不在は事件への配慮か、撮影中の事件だったのか。
そんな余計なことを考えながらこの秀作を鑑賞せざるを得なかったのは残念だ。
その影響なのか、宗次郎の登場は大いに私にとっては想定外だった。
私の中では最も魅力的なキャラの1人で、演るなら神木君しかいないと思っていた。
事件の影響だとしたらうれしいハプニングだが、
急な登板だったせいかちょっとシャープさに欠ける感じだったのは残念だった。
2部作で終了と思っていたので、ここでほぼ完結してしまったのにはちょっと困惑。
次作では過去を描くようだが、単なるスピンオフのような感じになってしまうのだろうか。
いぜれにしろ、映画館で必見だ。
監督、弥彦嫌いなの?
原作ファンです。
この実写シリーズにずーっと感じてた違和感。
「弥彦、蔑ろにし過ぎじゃない?」
私は『るろうに剣心』は、弥彦の成長物語でもあると思っているので、まぁいわゆる「解釈違い」です。。。
鯨波さんと弥彦の関係性って、原作の中でもかなり重要な部分だと思っていたので非常に残念。あのままだと鯨波さんが獄中死する未来しか見えないよ……
アクションに力入れ過ぎてストーリーが疎かになってる気がしちゃう。
が、アクションはほんと凄い。
真剣佑さんの縁は本当に縁。姉に対する執着とか愛情とかもしっかり演じてる上での、あの身体能力。
土屋太鳳さんは、なんで普段大人しめの役ばかりやらされているんだと言いたくなるくらいキレッキレで技も止めも美しい。かっこいい。
佐藤健さんと神木隆之介さんの共闘は良かったけど、ごめんなさい、このシーン必要??
これ入れるんだったら、弥彦にもう少し活躍の場をくれても良かったんじゃない?燕ちゃんを瀕死にさせる意味……
ヤツメが最初から姿現してるのもちょっと笑っちゃった。
1作目から脇キャラの魅力を根こそぎ奪って行くスタイルだなとは思ってたけど、ここまでとは。
アクションは凄いけど、内容は薄い。キャラクターを適当に扱い過ぎ。
翁殺した蒼紫が御庭番の頭になってるのも納得いかない。
原作で死んでないキャラを適当に殺さないでほしかった。
縁とおいぼれが出会わないのも、それで良いのか??って感じ。
でもやっぱり1番気になるのは、弥彦の扱い。
剣心が弥彦に逆刃刀を託してこそ、『るろうに剣心』という作品は完成されると思う。
尺の問題かもしれないけど、削ってはいけないエピソードが多過ぎたな。「final 前編」「beginning」「final 後編」の3部作だったら良かったのかな。
………無理か。無駄な演出が増えるだけの気がする。
思ってたよりは面白くなくはなかったけど、原作ファンとしてはキャラ設定・ストーリー的にかなり物足りない。
とは言え、きっと「beginning」も劇場に観に行くんですけどね。「るろ剣」が好きだから!
…あと、女性陣の髪の毛ボサボサなのはどうにかならなかったのかな…薫は普通にポニテでいいし、巴も……当時の髪の毛事情より、ビジュアル重視で良かったのではと思う。。。
人を活かすが為に戦う「贖罪」
配信等でボチボチ追いかけてみていた今シリーズ
劇場で観るのは初めてですが観賞
家にあった原作マンガを
一通り読んで連載当時に知ってたくらい
るろうに剣心の個人的に面白いと思うところは
敵キャラクターのデザインがほんと個性的で
初登場時の何じゃこりゃ感から特殊な戦い方
そして徹底して味方側も緋村剣心の周囲の
人が徹底して狂言回ししてくれることで
謎めいたキャラを維持しながらずっと
戦ってられる上手いやり方だなあと思ってました
で今作はそのキャラクターに実在の俳優の
合わせ込みがほんとうまい
良い意味で役者が世界観に呑まれており
役者の個性が死んでキャラになりきってます
それが新垣健二のアクション指導で動いて
つまらんわけがありません
今回の悪役の新田真剣佑も
持ち味の感情爆発系演技が
復讐鬼と化した雪代縁と良く合っています
演技力って役者のスキルじゃなくて
現場の演出のウデだと思いますが
ここがうまく効いてるんでしょうね
アドリブなんて技術でもなんでもなく
演技ではないと思います
世界観の表現もしっかりしてて
原作も実在名を出しつつかなりファンタジックな
ところをそこそこの時代考証と組み合わせて
妙に説得力を感じる映像になっています
今作のファイナルからひと月後に
前日譚に戻るという変わった公開をするようで
どうしてそうするのか不思議ですけど
それも唸らせてくれる仕上がりになっている
んじゃないでしょうか
このシリーズに関しては
やれば出来るじゃないの日本映画
と思ってしまいました
掘り下げがまるで足りていない
今作を観るにあたって、だいぶ忘れていた原作を最初から最後まで一気に読みました。
その直後に観たからというのもあるかも知れませんが、原作と比べると掘り下げが足りなさ過ぎてガッカリしました。
最終章が二部作だと知って、当初は『あぁ、薫のあのシーンで第一部を終えるのね。引きの絶望感としては最高だし、剣心が廃人になってるというというのも二部目のスタートとしては最高。』と思っていたのですが、実際はあのシーンは採用されず、ただ薫が誘拐されて最終戦へ。
雪代縁の目的は剣心から大切なものを全て奪い去って生き地獄を味あわせる事であり、生きる意味すら失うほどの絶望を味あわせずして復讐は完遂しなかったはず。
なのに薫のあのシーンがないので、縁の目的が全く伝わって来ない。
あれでは剣心をおびき寄せて殺す為にしか見えず、縁の復讐はそんな簡単な事ではないんだよとツッコミを禁じ得ない。
また、薫のあのシーン不採用という事は、剣心が闇堕ちする描写も無いという事で、原作最大のテーマである『数々の人を殺めた人間が、死以外の贖罪を背負ってどう生きて行くのか』という部分がまるで抜け落ちてしまっている。
そこを描かずして終幕を迎えてしまった為、最後の幸せな風景に対する感慨深さがまるでなく、剣心と薫のこれからを祈る気持ちにまるでなれない。
剣心が死ぬほど苦しみ抜いて自力で答えを導き出す描写がないから、ラストで剣心が薫の側に居続けている事に疑問が湧いてしまう。
剣心の性格であれば、自問自答を乗り越え答えを出した後でなければ、これ以上同じような事が起こらないようにまた流浪の旅に出てしまう方が自然だ。(実際原作ではそうしようとしていた。)
あそこの改変で、るろうに剣心全体に通じる最も重要なテーマを丸投げしてしまった事になり、残念で仕方がない。
四乃森蒼紫の扱いも酷い。
原作では蒼紫、斉藤、佐之助、そして剣心の4人がライバルであり友であり、物語の中核を担う存在であるはずなのに、蒼紫は大した活躍もなく、ザコを仕留め切れなかった上に爆発でドロップアウト。
生死すら分からずに物語が終わるという扱いの酷さ。
中の人がやらかしたから急遽ストーリーを変えたのかなとすら思ってしまった。
原作にはない瀬田宗次郎の登場も、本来はあそこは蒼紫の場面だったはずのところを撮り直して差し替えたのでは?とすら邪推してしまった。
佐之助に関しても、前作の志々雄真実編で二重の極みを会得させて貰えなかったせいで、ただ威勢が良いだけのお荷物ザコキャラポジションに成り下がってしまった。
原作では剣心が誰よりもなによりも信頼を置く人物だったはずが、悲しくて仕方ない。
また、原作の方のるろうに剣心は、もう一人の主人公、明神弥彦の成長物語でもある。
現に、原作は逆刃刀を受け継いだ弥彦が立派な剣士になったところで終幕となっている。(北海道編は別)
ところが実写映画版のるろうに剣心では弥彦はただ居候している子供というだけで、居なくても物語が成立するレベル。
今作も、ただの一度も闘う事なく終わってしまった。
同じく、恵も居ても居なくても良いキャラに成り下がってしまった。
薫の恋敵として時に背中を押し、時に鼓舞し、最後は全てを薫に託して去っていくカッコいい女性のはずが、あれではただの手当の得意な居候。
彼女の覚悟の上に薫と剣心の幸せがあるからこそ、その特別さと重さが増す話しだったはずなのに、全てが台無しに。
尺の問題があるから鯨波や無名異をきちんと掘り下げられなかったり、劇場版1作目で出してしまったから外印を出せなかったり、そういうのは仕方がないとしても、メインのキャラクターはもうちょっとしかっりと掘り下げて、ストーリーに説得力を持たせて欲しかった。
そのくせ逆に要らなくない?って思う張がやけに目立っていたりと、よく分からない演出が目立って非常に残念だった。
最後は大団円で終わったはずなのに、剣心と薫以外のその後には一切触れる事がなく、それも不満が残る。
もしかしたらThe Biginningの方でそこを描くのかもだけれど、縁との決着が今作で着いた後で後日談的に描かれても感動が半減してしまう。
The Biginningで散々巴との愛の生活を掘り下げて見せられた後で薫との今を見せられて、素直に喜べるのだろうか。
個人的は、もう一作増やして最終章三部作にしてでも、縁編は丁寧に描いて欲しかった。
だいたい原作では志々雄真実編と雪代縁編はほぼ同じ長さなのに、雪代縁編だけ一作に収めようとするのがそもそも無茶だったのではと思う。
長々と批判ばかり書いてしまい申し訳ありませんでした。
るろうに剣心をリアルタイムで読んでいた頃は剣客バトル漫画くらいにしか思っていなかったのが、大人になって読み返したらとても奥が深く、生きる事の意味と真っ向から向き合う重厚な漫画であった事を再認識したばかりだったので、余計に細かい部分が気になってガッカリしてしまいました。
これは原作を読んだ直後だから思う事で、内容を忘れかけている人や剣心シリーズを映画でしか知らない人はまた違った感想を抱くのかも知れません。
この駄文、長文にお付き合い頂いた方がもしいらっしゃいましたら、心よりお礼を申し上げます。
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