劇場公開日 2020年1月24日

  • 予告編を見る

風の電話のレビュー・感想・評価

全67件中、41~60件目を表示

4.0忘れなくては先に進めない。けれど、忘れてはいけない事もある。 そんな想いのこもった作品です。

2020年1月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 15件)
もりのいぶき

3.0凄い演技力

2020年1月28日
iPhoneアプリから投稿

泣く、と前評判でしたが
なんともなく
すいません

ただ、主人公の演技力は凄いな、と

それと西田敏行もさすがです
思わず笑っちゃいましたが
聞き入ってしまった
スーさん元気ですか?

コメントする (0件)
共感した! 3件)
yumi cats

2.5生きてるっていうのは、偶然かも知れないな

2020年1月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分には合わなかった。
モト―ラの存在感は好きで、この映画の中でも格別だったが、なにか入り込めない。ドキュメンタリーとしては「この場面掘り下げるか?」と異質感が漂う。ロードムービーとしては「え?いまどこ?」「この格好で何日かかってんの?」的な違和感が付きまとう。だいいち、広島から岩手に行くまでには、いろんな地方の人に出会うのだから、場所の説明をしないなら方言でそれを表現してくれなくては。たいてい語尾にちょっと匂わす程度。ようやく西田敏行がバリバリ喋るくらいじゃないか。(この人の場合は、いつもそうなのでかえって浮いてしまう嫌いがあるが)
ハルが大槌までの道々、様々な苦悩を抱えた人びとと出会い、その姿にいつしか励まされながら、最後は自分が少年を励ます側に回る。そこはわかるし、電話の登場の仕方はむしろ印象的だし、なによりモトーラの物憂げな佇まいはやるせない。生き残った者の辛さ、むしろ残されてしまった者の寂しさ。悪くはないんだけど。どうも、独白の場面で胸に迫って来なかった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
栗太郎

3.5何か心に残る

2020年1月27日
iPhoneアプリから投稿

主人公の女の子の演技が、何というか、迫真にせまり過ぎて怖い。
要所要所のロングカットが印象的でした。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
じゅん

0.5震災に対する思いはあったのか?

2020年1月27日
iPhoneアプリから投稿

雰囲気=表現豊か ❌

ちゃんとした考え、技術によって表現が豊かになるので、この映画に出てくる主人公からはそれが全く感じられなかった

即興演出=リアル ❌

まず持って無駄な即興演出。その人から出てくる「何が」が無いんだから。それがリアルだってんなら、エキストラと一緒じゃん。妊婦のくだりはとても面白く観れたし、西田敏行はなんか説得力あるけど、それ以外が芸能人から出てくる「リアル」な感情が見えてこなかった

脚本無い=ノープラン ○

いろんな事に無理がある

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ビビ

3.5自分は思い出してもらえる人間なのでしょうか

2020年1月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

風の電話を使うと、大切な人は自分の中にちゃんと居る事が改めて分かるんじゃないかと思う。
映画の中に、死んだら誰が思い出してやるんだという言葉がある。
自分はなんの前触れもなくふと故人の事を思い出す事があるのだが、この言葉を聞いて、故人は今も自分の中に居るのだなと改めて思った。
つまりは、この映画自体が風の電話の役割を果たしているのだ。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
まん坊

3.0岩手県大槌町に実在する「風の電話」がモチーフ。東日本大震災の津波で...

2020年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

岩手県大槌町に実在する「風の電話」がモチーフ。東日本大震災の津波で家族を失った少女の物語。8年経っても行方不明のままの家族のことを心に収めきれず、孤独や悲しみとともに、自分をも責めてしまう。大槌町までの旅での出会いの中で、少しずつ、心が開かれていく。食事の場面が何度も織り込まれ、何か、生きることと食べることの結びつきを感じさせる。ただ、最初、映画のペースがゆっくりすぎて辛く感じてしまった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
still_ontheroad

4.0素晴らしい女優だなあ

2020年1月26日
Androidアプリから投稿

これから楽しみです
よい映画でした

コメントする (0件)
共感した! 5件)
デルマン

3.5想像することしか…

2020年1月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ずっと一緒にいられると思っていた人達と営んでいた日常が、突然断ち切られてしまった喪失感を悲しみをどう生きていく自分の中で折り合いをつけていけば良いのか、そのような経験をしたことのない私は想像するしかない、本当に理解は出来ないだろうけど。
少女のロードムービーという形を取ることで、クルド難民も含めて悩みや問題を抱えながらもどっこい生きている様々な人々との触れ合いを自然に描く事が出来ていると思う。それが知らず知らずの内に少女に及ぼしていく影響も。主演の女の子は長回しにも最後まで眼をそらさせないところが立派。
追記:不謹慎ながら楽屋落ち―『任侠学園』の親分と若頭とが再度共演しつつ此処では全く違う芝居をしているのが役者だから当たり前ながら面白い。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
もーさん

3.0ドキュメンタリーでいい

2020年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公の女の子が出会った人の話を聞くだけ。
人間の体験談を掘り下げるなら、ドキュメンタリーでいい。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ドラゴンミズホ

5.0生きているんだから食わなくちゃ!

2020年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 23件)
kossy

4.0ヒッチハイクをするハルを拾ったのが、自分だったら……

2020年1月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 10件)
グレシャムの法則

4.5乗り越えて行くこと

2020年1月26日
iPhoneアプリから投稿

駅で知り合った少年と、風の電話に向かう坂道で、曇り空から太陽が差してくる場面が印象的だ。

ハルに、森尾が、
「死んだら、誰が家族のことを思い出してあげるんだ」と言う。
森尾は、原発が多くの人を不幸にしてしまったことを自分の責任のように感じ、自身も家族を亡くしたことによって、ずっと居場所を探し続けていたのだ。
森尾がハルに言った言葉は、自分自身に向けた言葉でもあったのだ。

坂の途中、ハルが少年に言う。
「お母さんに電話しなよ!心配してるよ!」
頼りなかったハルが、ちょっと大人になった。
一歩踏み出すのに時間がかかっても良いじゃないか。
もしかしたら、二歩目も同じかもしれない。
でも、確実に前進してるのだから。
「今度会う時は、ハルはお婆ちゃんになってるかもしれない」
電話のメッセージは生きていこうする決意だ。
家族は海の底や空の上にいるのではない。
ハルを近くで見守っているに違いないのだ。

僕は東北の出身ですが、山側なので震災の被害はありませんでした。
両親によると停電程度で、ライフインフラに問題はなかったと。
ただ、友人や知り合いの中には、親しい人を亡くした人がいたり、家が全壊認定で疎開せざるをえない人もいました。
好きだった中華料理屋も寿司屋も流されました。
中には、津波が来たのでトラックの荷台に逃れたら、それが船のように漂い、横転することなく内陸まで運ばれた助かったという人もいました。

ただ、思うに、作品の中に散りばめられる、ボランティアをしていた外国人が入管施設に収容されてしまった話や、疎開した子供が原発いじめにあったという話は事実なので、一体この国はどうなったんだと。

舞台挨拶付きの上映回を鑑賞しました。
ベルリン映画祭では、若者に向けたテーマの映画として上映されるよう。
日本でも、若者が観たら良いのに。

コメントする 3件)
共感した! 17件)
ワンコ

4.0普通の映画としては観にくい

2020年1月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

単純

ドキュメンタリー×ロードムービー。
慣れないとちょっと違和感。

ロードムービー部分は、ストーリーがあって演技やセリフがある。
ドキュメンタリー部分は、台本がないような感じ。

2つの区切りがなく普通に切り替わっている部分もある。本当の話なのか物語なのか分からない。
ただ、ハッキリ切り替わりが分かる所もある。急にセリフっぽくなったり、演技っぽくなる所がある。
まるでミュージカル映画でいきなり歌い出す感じ。慣れるまでは違和感がある。

モトローラは可愛らしいが、演技がどうなのだろう。素人っぽい演技はよかった。ボソボソっと感情なく喋るシーンがよかった。最後の長ゼリフもよかった。でも、感情が爆発する2シーンは冷めてしまった。ただ、この流れで急に?と思うところなので、演技の問題ではなく、演出の問題かも。

映画についても、予備知識がなかったので、はじめはドキュメンタリー部分が気になる。
岩手の津波
福島の原発事故
広島豪雨
ヒロシマの原爆
難民受け入れ
クルド人問題
など、詰め込みすぎ。
もっと焦点を絞った方がいいかと。

時間が経つと逆に、ロードムービー部分が違和感。事実にもとずく話は演技や演出なくても、単純に心に響く。涙も出る。が、急に演技が入ってくるとら冷めてしまう。

何とも観かたが難しい映画だった。

単純に、震災から10年経って、こういう映画が普通に観られるようになったことは良い事だと思うし、「Fukushima50」(予告だけしか観てないけど)のようにドラマチックなストーリーでは無い、普通の人々の体験が知れることには意味がある。淡々と描かれているのがよかった。

コメントする (0件)
共感した! 19件)
だるまん

4.5出会う人々の温かさ

2020年1月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
ともこば

2.0話がよくまとまっていない

2020年1月25日
スマートフォンから投稿

イロイロ話を詰め込んでいるが、繋がりと言う観点で見ると散漫でうまくまとまっていませんでした

コメントする (0件)
共感した! 8件)
やす

4.0こころを旅する少女

2020年1月25日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
十二滝わたる

5.0【悲しき天災と愚かな人災により故郷を離れた少女が、人の情けに助けられ再び、故郷を目指す。被災地域復興の現状を踏まえ、行政機関への激しい怒りを静かなトーンで描いた作品でもある。】

2020年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 13件)
NOBU

3.0白の電話ボックス

2020年1月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

表札、看板いっさいないんですね。
モトーラさん、この作品にピッタリでした。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
かん

5.0震災からもうすぐ10年。その日本から、ついにそしてようやく発信する。世界中のありとあらゆる傷心の人々へ捧げる歴史的名作です。

2020年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

これからも世界中に起こるであろう天災と、そこに立ちすくむしかない自然の一部としての私たち、人間。
そして、復興。
それは、現実に家族や住む場所を失ったり追われたものが、簡単に発することのできるような言葉ではありません。むしろ客観的なよそよそしささえ想起させます。失ったという事実はもう取り返しがつかないのであり、そこにあるのは復興などではなく、あきらめとその先にある昇華でしかないからです。
どう乗り越えるか。それだけが事実です。
その意味で、劇中の少女は、そのことを意図せずに、乗り越えよう乗り越えようとして、故郷の現状を確かめずにいられなかったのだと思います。家族の不在も含めて。家族の不在と故郷の消滅を、確かめたかったのだと思います。自分の目と心で。それは、決して後ろ向きの旅ではなく、まさに成長と進化への道程です。
ひとしきり泣いてどうしようもない悲しみを噴き出すことを自分に許した後、湧き上がってきた生きることへの希望と決意。静かではあるけれど、ささやかな自虐の笑みまで湧き起こせる力さえ自身の中に感じます。それこそが乗り越えた瞬間なのかもしれません。
ラストの10分間はまさにその体験を、少女と共にすることになります。モトーラさんは、恐らく演技ということを忘れ、劇中のハル自身になっていたことを確信します。演技という世界があるならば、これ以上の演技と表現が、存在するでしょうか。
もはや「鑑賞」などではない。傷つき閉ざされた心が、そして魂が、昇華されていく。その瞬間をモトーラさんや他の役者さんを通して「体験」する映画です。

震災後10年。自然の驚異と戦い続け、そして共生を模索するこの日本から、ついにこれだけの発信をすることができたことに、同じ日本人として誇らしさまで感じます。制作に携わった皆さん、ありがとうございました。

コメントする 1件)
共感した! 8件)
Ao neon