スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼のレビュー・感想・評価
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エンドロール直前に
前作の続きだから題名を変更する必要がないと言う事か?と思ったらエンドロール直前に違う意味で落としてましたね?
AI崩壊と同様、セキュリティの甘さが問題視された映画でした。
挙げ足取らなければ、其なりに面白いと思います。
前作よりも面白かったと思います。
まず前作で千葉雄大さん演じる刑事にも虐待に関してなんらかの過去があると言うことを匂わせて置いて伏線回収されていなかったので、今回の続編情報が出たときはやはりと思いました。
公開前から井浦新さんが出演されるということで、あぁ井浦新さんが犯人でまた狂った精神異常者みたいな役なのかなぁとか思ってたら、最後の最後で裏切られましたね。
ネタバレパートで明らかになる事件の真相もきちんと伏線を張っていて好印象でした。
最近の作品で「大どんでん返し」と銘打つ作品のほとんどが映画の後半でそれまで公開されてなかった情報を実はと後出しジャンケン風に出していくスタイルだったのでその点はとても良かったです。(これも原作の力と言われればそれまでだとは思いますが。)
ただ、まだ回収されてない伏線がありますよね。それらは3で明らかになると思うので続編を楽しみにしておきます。
演技で良かったのは
成田凌さんぐらいですかね。
あのサイコパスで最高に狂っている中にふと愛というものを知らずに生きてきた人間の悲しみも匂わせていて唐突に出来上がったサイコパスではなく、じっくり二十年間サイコパスで生きてきたかのようなそんな説得力がありました。
井浦新さんは良かったんですけどいかんせん出番が少なすぎて。
平子さんはどうしてもコントを連想してしまいました。おしっこのシーンは特に。ただ、殺される時のこれでもかと言うような無様な殺され方は凄まじかったですね。
千葉さんはやはり刑事と言うには線が細すぎる気がします。もちろんハッキングもできるネット専門の捜査官としてはあれくらいの細さでもいいのかもしれませんが、恋人の追跡からSAでの死闘にかけて何がなんでも救おうという熱さなどはその線の細さが邪魔をしていたきらいがあると思います。
犯人役の人はなんと言いますかネタバレされてからの取り調べでの演技。あそこでもっとはっちゃけてもいいような気がしますけどね。まあモブ感のある演技が犯人役とは思わせないという点で監督に起用されたのですかね??()
白石さんは、まぁ、可愛かったですね。はい。
前作よりは面白かった
続編に繋げようという意図が見え見えなのは興ざめですが、ストーリ性があり面白かったです。白石麻衣さんも、セリフが一寸棒読みのところは愛嬌として、体当たりの演技は立派でした。簡単に逃がしてしまう警備や、不正の温床のような警察官の描写は、やりすぎのように思います。
スマホを落として‥‥ 良かった!
「スマホを落としただけなのに」麻美(北川景子)と彼氏の結婚式からストーリーが始まる。結婚式に出席した若手刑事、加賀谷と恋人の美乃里。ただ2人の将来についてハッキリしない加賀谷に対し不満を持っている美乃里。
前作との繋がりも結婚式出席でスムーズに始まる。
一方、神奈川県内で女性の殺人事件が起きる。と加賀谷の所属の神奈川県警サイバー犯罪の部署にハッカーが攻撃を仕掛けて来る。巧妙なハッカーMに対して前作の犯人浦野(成田凌)に応援を依頼する。
本来犯人に支援を依頼する事など考えられないが、それは映画の中でのフィクションと割り切って観た方が面白い!
ー中略ー ※ネタバレしないように
女性殺人やヨットハーバーで殺害されたJK16などの犯人と思われたMが誰なのかはどんでん返しの連続で収拾が付かなくなり、頭の中を整理しないと解らなくなる。
とにかく前作よりもより複雑でパスワードやIPアドレスなどスマホを持ってない人には理解しがたい作品でしょう。
エンドロールまでキッチリ観る事が必要な作品です!
観ない方は意味が解らないと思います。
King Gnuの主題歌もカッコ良い!
スマホを落としてもいないのに、、
と思ったらタイトル後付けでしたね。
今一つ盛り上がりに欠ける内容でした、警察はポンコツだし、ザル過ぎるし、、
ホントの主人公は浦野か…?っていうくらい(^-^;
内容的にもスケール的にも2時間ドラマで良かったんじゃ?って感じでした。
真の主役は、やっぱり彼だった!!
auマンデーレイトショーは、この続編
ヒロインの名前、松田やし犯人Mやし・・・
何か他人事ではない展開は、前作より面白かったw
怪しいヤツの人相が悪い時は、ヤッパリそうなるよね。
しかし警察の管理体制甘過ぎちゃう!?
乃木坂のトップもここまで、卒業前にここまで、身体張るならオファーの振り幅広がりますね。
ここ数年、映画ドラマ問わず、音尾さんのバイプレイヤーぶりが半端ない。
でもスマホ落としてないやんって思ったエンドロール前に、映画の題名に納得したw
そして、このシリーズの真の主役は、田中さんでも千葉くんでもなく成田くんだってって事で、第3弾へ続くのね。
安易にフリーWi-Fiに繋ぐのはヤメましょう。
一作目と同じく年末には、TVでやると思うので、その時は是非!
1作目と比較
おもしろいかと言うとおもしろい。
スマホやネットは皆さん興味あると思いますので。
1作目はこれでもか?ってぐらいにひねりまくった作品でしたがこれは先が読めるかと思います。
批判したらキリがないかも知れないですがそれなりにおもしろい作品でした。
本当に退屈です、くだらないです、へんてこです
展開は、ほとんど、こじつけです、最後まで。
白石麻衣が、残念な演技です、ほぼ棒読みで、棒立ちです、アイドルモデルだからしょうが無いですが。
千葉も大げさな演技です。
最低の映画でした。
何も考えなければ楽しめる…かも?
1回目、推し目当てで細かいことに目を瞑り鑑賞。それでも感じる違和感。
2回目、違和感がなにかを確かめるため鑑賞。頭が整理された状態で観たら、結果粗だらけで観ていられなかった。
正直推しが出てなかったらお金払って観ようと思えない。しかも贔屓目に観ていても全体的になんか違うって思ってしまった。
〇役者がムダ使いされ過ぎ
輝くべき人が輝いていない。奈緒さんも犯人候補になるくらいの芝居ができる方なのに、本当に脇役で勿体なすぎる。あと特に井浦新さん。あれだけの人を最後の伏線回収だけで使うってどういうこと?もっと効果的に出す方法なかったんかいな…。
まるで事務所推しのための広告塔にされた単なる宣伝映画みたい…ひどすぎる…期待値が高かっただけになんかすごい虚無…
たとえ役が自分に合わないと思ってもリクエストに全力で応えるのが役者だけどそれが空回りして、逆に芝居が薄く見えてしまっていてなんともいえずもどかしかった。空回りした原因は何?役者の実力、監督の指示、それとも脚本?
楽しみにしていた推しの芝居もイマイチぱっとせず「こんなはずじゃなかった………」とガッカリ。役どころの衝撃はあれど、推しの魅力が全くと言っていいほど引き出せてなかった。みていて辛かった。流石にこれは贔屓でも贔屓できないレベルの違和感。
〇とにかく無駄が多すぎる
時折出てくる白い字幕は客のこと馬鹿にしてるのか?グラフィック見てれば伝わるから要らない。あと余計な解説、見てればわかるようなことを解説しなくていい。解説の度に芸人の胡散臭い芝居で集中力が切れる。
ミスリードの為だけにBL?これはすべて原作通り?衝撃要素にしたかったんだろうけど、過去を掘り下げてないから浅く感じてしまって、センシティブな要素なのに蔑ろにされた感が否めない。加賀谷の反応も雑だしあれなら原作通り反応は描かれない方が良かった…。むしろあの二人の過去回想があったならすごくジーンときたかもしれない。というか私はそれがみたかった。構成見直してください。
とにかく無駄なシーン多すぎて集中力が続かない。そのアングルより必要なカットあるでしょう。
〇最後のは手抜きですか?
最後のシーンの雑さ。綺麗に終わりたかったんだろうけどあれじゃ逆効果じゃないか…?捕まえてやるって言ってなんでお母さんに会いに行く?貴重な浦野からの連絡があったのになぜ本部に戻ってすぐ捜査しない?緊張感なし、まったくキャラの心情に一貫性がない脚本。これじゃ役者だってやりずらいでしょうよ。
〇極めつけはヒロインの描写
普通に重すぎるし相手の気持ちを考えない押し付けがましい感じが本当に無理でした。あんなん最後ラブラブハッピーエンドにみえねーわ。加賀谷がなぜ彼女を愛せるのか人間性の魅力がみえなくて最後の告白が滑稽すぎて冷えた。美乃里というキャラをストレートに演じたらこうなるのはわかってたはず。とても難しい役なのになぜ素人同然の人を配役したのか。繊細に演じられる人ならこんなに腑に落ちないことはなかったんじゃないか。ヒロインのキャスティングの選定基準外見の好みですか?ってレベルでお芝居に魅力を感じられなかった。
〇結論、何も考えなければ楽しめるかも
芝居にこだわらない、ネットのこともよく知らない、推理もできませんっていう人なら楽しめるかもしれない。
コアなファン満足させられないんじゃどんどん映画離れ招くだけじゃないんですか。完全に釣りだよこれ…どうしてこうなった…
成田凌の狂気しか見応えがない。成田凌最高。成田凌が主人公。
だけなのに…!?
前作の犯人浦野が遺体を埋めていた丹沢の山中から新たに遺体が見つかり巻き起こって行く話。
前作のカップル登場で話がスタート。
こういう流れ良いよね。
と思っていたらなんか加賀谷と彼女揉めだした?からのガンガンCMで流れているWi-Fi繋いだだけなのにな展開に。
余談ですが本作ではIT、しかもセキュリティつくってる会社の従業員がWi-Fiでハマるという…フリーWi-Fiは危ないから皆さん気をつけて下さいねホントに。
仮想通貨に関わるハッキングトラブルとか、それを助けるホワイトハッカーとかいう流れから、逮捕された後にどうやってかイメチェンした浦野にHELPを求めて「M」を追うストーリー。
結構ご都合主義だったりそんなアホななところも多かったけど、犯人の全容がみえない中でハッキングにストーキングにトラップにと牽制しあって進行し、話も2転3転。
色々な種類のみえみえおバカさんな刑事達が配置されていて、加賀谷くんの苦悩と苦労と頑張りに同情してしまうし、プライベートでも将来尻に敷かれるの必至な展開でこれまた同情。
更には加賀谷くんの秘密❤にも触れてしまったり!?となかなか面白かった。
あ、特に千葉雄大に思い入れが有る訳ではありません。念の為。
主演・成田凌
ってくらい、成田さん頼りの作品。
しかも前作ありき のストーリー(前作を観ないと話が分からない)。
前作で彼の評価が良かったから彼メインの映画作りました、みたいなかんじです。
成田凌さんがいなければ☆1つか0.5くらいですね。
まあ、想像通りかな。。
前作同様で、仕掛けはうーん、やはりっていった感じでした。面白味はありました。でも、TVの2時間ドラマ程度かな。
やっぱり成田さんの演技がいいですねえ。主役の2人はうーんどうだか。。
前作を観てないのであればあえて観なくても、DVDでいいと思います。前作観てちょっと興味があれば行ってみて下さい。
どうしても気になる矛盾点
前作の地上波での放送を観て、非常に楽しみにして映画館に向かい観させて頂きました。
原作も読んでいないような私ですが
正直矛盾点に戸惑い、ストーリーに納得がいきませんでした。
下記ネタバレになります。
まず大きな矛盾点1
井浦新演じるサイバー対策室の刑事。
この顔を浦野が特定した際、加賀谷から田中哲司さん(警視監)に共有していたはず。
同じサイバー対策の警察同士で顔知らないってあり得るの?どんなに特命の任務で動いていても警視監が把握してないなんてことないでしょw
矛盾点2
浦野の脱走劇。
これはあまりにもセキュリティが酷すぎるw
アルピーの平子さんが襲われているのに、なぜ誰も気付かない?
カメラも、音声も録音されてるんでしょ??
入り口の扉もブザーが鳴るほど厳重なのに、あっさり脱走され過ぎでしょw
アキラ100%が襲われてるのも誰も気付かないし。
良かった点を述べるとすれば、白石麻衣のレイプシーンが予想以上に良かったってくらい。
基本演者さんの演技についてはどうこう思いませんが白石麻衣は客寄せパンダとエロ枠でしかないのかと思うと非常に残念。
ITリテラシーの格差
白石麻衣は身体がゴツくて逞しい。千葉雄大が童顔で細いから、役が逆でもよかったくらいだ。細くて弱々しい加賀谷が強気で逞しい美乃里を守るというのは、小学校の学芸会みたいな違和感がある。
物語を動かすのは成田凌が演じた前作の犯人で未決の留置場に入れられている浦野である。成田凌の芝居はエキセントリックぶりを発揮して結構よかった。井浦新や音尾琢真、ズンの飯尾などが典型的な人物を典型的な演技で演じていて、物語自体はとてもわかりやすい。わかりやすすぎて大方の観客には犯人の目星がついたのではないかと思う。
プロローグからエンディングまでが割と一本道のドラマなので、普段映画を観たり小説を読んだりすることがなくて物語に慣れていない人にも受け入れやすい作品だと思う。逆に言えば、物語に慣れている観客には少し物足りないかもしれない。
前作で北川景子が演じた稲葉麻美のか細くて嫋やかな雰囲気がとてもよかっただけに、女らしさと優しさに欠ける今回のヒロインには少し不満が残る。乃木坂46と白石麻衣のファンの方には申し訳ないが、女優としてはまだこれからである。
前作にも感じた通信の秘密の脆弱さは、今作でも感じた。最近は銀行の画面と区別がつかない画面が現れてパスワードを入力させようとしたりするそうなので、情報技術にもシステムにも疎い当方のようなアプリユーザーは格好のカモだろう。便利がいいので映画の予約もレストランの予約もスマホで済ましているが、本当は落とし穴がいっぱいの隘路を、たまたま落ちずに来ただけの気がする。
海外のホテルに行くとWifiの接続先とパスワードを渡されるが、怖いなと思いながら使っている。海外でスマホ決済は避けるようにしているし、カードで決済するのは航空券とホテルくらいだ。街なかでは常に現金で決済する。海外でスキミングされたらおしまいだと思っている。
インターネットが進んだおかげで、リテラシーの格差も広がった。日本の役所もインターネットで手続きするように呼びかけている。イギリス映画「わたしはダニエル・ブレイク」では、傷病給付も失業給付もインターネットで手続きするように言われ、長年大工として働いてきたダニエルはパソコンを持っていないし、そもそも使う技量もないから、手続きすらできない。
ネットやシステムでは一部のリテラシーがとても高い人と、一般ユーザーと、ほとんど使えない人の3種類に分かれそうだ。今後更に進んで、日本でも行政手続きはインターネットで行なうことが必須になるのだろうが、ネットの環境も道路や鉄道と同じで、誰でも平等に利用できなければならない筈だ。
本作品を観てITのリテラシーが低い人を嗤うのではなく、行政がリテラシーの格差を埋める役割を担わなければならないことを悟るべきだ。田舎で畑を耕しているおじいちゃん、おばあちゃんが不利になるような世の中はやっぱりおかしいと思う。
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