「まあまあ楽しめた」スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあ楽しめた
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私がこのタイプの映画を観る時は、だいたい三つのパターンで楽しみます。
1、ミステリー映画として
2、お仕事映画として
3、恋愛映画として
1、ミステリー映画として
前作を観ていない、原作未読、更にスマホを持っていない私でも、まあまあ楽しめました。
警視庁の人、完全に犯人側だと思って、ミスリードにまんまと嵌まってしまいました。
ただ、真相が分かった時に爽快には感じなかったかな。
騙された時に爽快感が有ると、とても面白く感じるのでしょうけど。
それでも、ミステリーの王道とも言える真犯人で、楽しめるストーリーだったと思います。
2、お仕事映画として
リアリティはそれ程求めないのですが、仕事への情熱みたいなのを見たいんですよね。
だけど、この映画の刑事達からは、仕事への使命感があまり見えないんです。だから、かっこ良くないの。
警視庁の人は、使命感があるんだろうけど、ミスリードを誘う役だから、ちょっと違いますよね。
例えば、『見えない目撃者』の大倉さんが演じた刑事なんかは、完全な噛ませ犬なんだけど、使命感を醸し出してくれて、かっこ良さも感じたんですよね。
3、恋愛映画として
ヒロインが盗撮されたり、犯されそうになったり、『ピーチガール』と大筋は一緒ですね。
冗談はさておき、この映画の千葉さんと白石さんは、表情のパターンが少ない気がするんです。
だから、気持ちの変化を楽しめなかったかな。
なので、恋愛映画としては物足りなかったです。まあ、恋愛映画じゃないんだけど。
と、何だかんだ言いましたが、まあまあ楽しめました。
あと、主題歌はかっこ良かったかな。
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