「☆☆☆★★(麻衣やんの太腿に★★献上しちゃおう💧) 原作読了済み。...」スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★(麻衣やんの太腿に★★献上しちゃおう💧) 原作読了済み。...
☆☆☆★★(麻衣やんの太腿に★★献上しちゃおう💧)
原作読了済み。
実は原作自体は、続編とゆうよりも。前作の殺人鬼浦野を登場させ、『羊たちの沈黙』で大キャラクターとなったレクター博士を模倣し、ネットの世界で描きたいと思ったのか?強引に再度登場させている感じに見受けられました。
その為に原作だと、読んでいて《スマホは落としていないけど》…と言える内容で。どちらかと言えば、《パソコン与えただけなのに》が正しいのじゃあないか…と。
でも…。
最後の最後に、原作にはないエピソードをはめ込んでいて。この題名に相応しい様に持って行っており。そう来るか〜と、ちょっとだけニヤけてしまいました(´Д` )
原作自体が忠実なる続編とは言えないだけに、原作と大きく違っている場面として。先ずは、前作に於いての刑事役だった千葉雄大が続投。
前作での田中・北川コンビも少しだけ登場し、バトンを渡す冒頭の結婚式の場面は悪くない。
(この2人は、完全なる続編ではないだけに原作には登場しない。)
更に原作では名前は桐野なので、当然の如く前作に於ける加賀谷に変更。
犯人の名前も、流石に映像で何度か画面に登場してしまう為。感の鋭い人に直ぐバレてしまうのを恐れてか?わざと替えていた。
他にも細かい変更点は多く。流石に関東圏に大規模な交通障害が発生するのは、規模がデカすぎるからか?警察関連に於ける、単なるセキュリティー問題に変更しているのは、多くの観客からツッコミを入れられるところではありました。
(『A I崩壊』では、ソコソコの描写が描けていたんですけどね〜)
ツッコミと言えば、ペッコリ45℃こと飯尾は。スマホに対する認識不足が、どれだけの怖さに繋がるのか?…を教える為か?原作には居ないキャラクターとして登場。でも「その程度の人間がネット犯罪を取り締まる部署に居るんかい!」…と、観た人からは言われそう。
更には終盤のあの場面…もう何やっとんのよ!あそこまで行くと、もう逃亡幇助じゃないの?(ㆀ˘・з・˘)
もう1人、アルピー平子も原作には殆ど登場しないキャラクター。原作だと桐野=加賀谷と浦野の2人は、これまで生きて来た環境と。お互いのネットスキルの高さに、尊敬の念を抱いているかの様な描かれ方だった。
それだけに、前作のスマッシュヒットを受け。今後のシリーズ化の続行を踏まえ。浦野の殺人鬼としての性格を観客に大きく植え付けるのに相応しいやられ役として登場。如何にも「あ?コイツ殺されるな」と言った立ち位置で。実際に後ろの若い女の子達から同じ様な声が出ていました。でもなかなか面白いキャラクターだった様に思えます。
そしてアキラ100%は履いてちゃダメだろ!
「お前なんか産まなきゃ良かった!」
前作を踏まえての台詞ですが。生活環境が殺人鬼を産み落とした…とゆう主題は、原作にはなかっただけに。様々な変更点と併せて、続編そして今後の為に…と。組み込んで来たこの脚本は、エンタメ映画としてまずまずだったのでは?と思っています。勿論、内容的には軽くて重厚さは全くないんですけどね。
あ?でも黒髪に拘っていたのは、前作で加賀谷が女の子の黒髪の匂いを嗅ぐ描写があって。それはどう続編の中で…と思っていたものの、、、大体、麻衣やん髪の毛染めとるしなあ〜(ー ー;)
原作で、犯人がアラブ人3人を殺し屋を雇うのだけど、映画版では音尾琢真に。
まだ音尾が登場しない段階では、「これだと麻衣やんのレイプ場面はなしかな?アイドルだしなあ〜」…と、思っていただけに。音尾が登場した瞬間、一気に期待感が膨らむ(*゚∀゚*)
きたー♪───O(≧∇≦)O────♪
でも、彼女もよくぞ受けましたね〜!この役。
やっぱりアイドルを卒業したから…ってのが大きかったんでしょうかね。カメラの角度によっては、少し微妙な顔に映っていたりしましたけど(´-`)
満足…とまでは行かなかったものの、ソコソコ楽しませて貰いましたよ。エンタメ映画なのだから、ワイワイ楽しく観れればそれで良しでしよう。出来る事ならば、前作並みに笑わせてくれるコメディー展開が少しでもあったならば良かったんですが…。
思えば、出演作品を全てトンデモコメディー映画へと昇華させてしまう、北川景子のコメディースキルの凄さを再認識してしまった訳なんですけどね(u_u)
2020年2月23日 イオンシネマシアタス調布/スクリーン5