「人の感情を見る映画」さくら Normanさんの映画レビュー(感想・評価)
人の感情を見る映画
妹さん、なんかもはやサイコパスみたいでしたね。
お兄ちゃんのことが好きすぎて
もしあの手紙が全部はじめさんに届いていたなら
まず事故に遭うこともなかったかもしれはい。
そして顔の傷もなくまた溝口さんに会えてたかも。
あんなに何枚も届いていた手紙を
全て隠してたとは、流石にないよなぁって思っていたら、後半で全部出てきて、うわぁやっぱりかよでした。
あれは殴ってしまいますね。
なんか人の生きていく上での持ち合わせている
感情とか感覚とかそういうのを家族、そしてサクラふくめて
いろいろな立場から見せられる作品だった気がします。
人の感情と、人の経験を見ていくお話でした。
共感できることや、こう感じるのかと思う部分や
色々見えるような感じでした。
面白い!!!!!とかではないです。
ただ出ている方々の演技力が自然なため
見ていられました。人を見る作品でした。
お兄さん死んでしまったの、かなしすぎる。
溝口さんのその後も気になっちゃいます。
溝口さん、無愛想なのかと思ってたけど
心を人に閉ざしていただけだったんですね。
道端で足を挫いた女の子を家まで送って
そのままやっちゃう童貞かおるくん。
そういう子じゃなさそうに見えたのに
やっちゃっててうけました。笑
好きかわからないけど快感が忘れられず付き合っているみたいなセフレ状態。
母親の喘ぎ声を聞いてしまった妹に
昨日何してたと聞かれた母親が
隠さずに説明していて、こういう説明の仕方なら
うそではなく、伝え方で色々変わるなぁと思いました。
なんかやたらと下ネタが合間合間に入り込められてて
なんかよくわからなかったです。
さくらが繋ぐ家族の絆もあったのかなと。
けどわんちゃんの名前のサクラが題名の割に
わんちゃん全然主役じゃないのですね。
さくらちゃん可愛かったです。