劇場公開日 2019年11月8日

  • 予告編を見る

「出演者、みんな凄い❗️」ひとよ アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5出演者、みんな凄い❗️

2020年11月29日
iPhoneアプリから投稿

 ストーリーも良かったけど、この映画は出演者がどの役もピッタリで、その好演にて星⭐️4.5点。
佐藤健が今まで観た中で1番いい😍真面目な好青年よりも、今回の雰囲気のが合ってるな、と個人的な意見ですが。
 松岡茉優も凄くいい。「蜜蜂と遠雷」のような素直な優しいイメージから、今回みたいにキレる激しい役までなんでも出来る。いやあ〜大物になりそうですね🤨
 音尾琢真が漁師を諦め、タクシー会社を継いで稲村親子を支えてきたこはるの甥の役、今までとは違う感じがとても新鮮だった。
 田中裕子はもちろん、鈴木亮平、筒井真理子、、、あぁキリがない。とにかくみんな凄く良かったですね。
 子供達に暴力を振るう父親を母親が殺す。暴力からは逃れられるけど世間からの誹謗中傷は避けられず、辛い15年間。戻ってきて素直に受け入れられないのも事実だろう。雄二が記事を出した時はそこまでしなくても、、、と思ったが、タクシードライバーの堂下とケンカした時に「母さんがあの時に、これからは自由になりたいものになれるといった、だからなりたいものになる為に記事を書いたんだ」そうか、、、そうだよな、子供達の為にこはるは夫を殺したのだから、夢を叶えてほしい、その為に記事を出す必要があるなら出したって構わない、とこはるも思っているだろう。(あの飛び蹴りはさすがに佐々木蔵之介も痛かっただろうな)
 白石監督作品の中で「凶悪」「彼女がその名を知らない鳥たち」「狐狼の血」に次ぐ第4位。私の勝手なランキングでした😁

アンディぴっと