劇場公開日 2019年6月21日

「アンダーグラウンドの雄、GEZAN初のドキュメンタリー作品」Tribe Called Discord: Documentary of GEZAN オレさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アンダーグラウンドの雄、GEZAN初のドキュメンタリー作品

2020年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

4人組ロックバンド、GEZANによるアメリカツアーを描いたドキュメンタリー作品。

以前から興味のあったGEZAN。
ようやくそのライブを観ることが出来たのは2019年春の渋谷のライブハウスにて。
真っ赤な衣装に真っ赤な照明、女性よりも長い髪を振り乱し、シャウトを繰り出すマヒトゥ・ザ・ピーポーに感化され、モッシュにダイブにと大暴れする客を予想し、チキった結果2F席でゆっくり鑑賞したのが初ライブのときだった笑。

それから数カ月後に公開された今作は彼らの4thアルバム「Silence Will Speak」のレコーディングの為、アメリカに向かった際に平行して行ったツアーの一部始終と帰国後彼らが主催するフェス「全感覚際」の模様を収録した内容の作品。

ライブ映像が素晴らしいのは言わずもがなだが、ライブを行う傍ら、その土地ごとの文化に触れ、様々な感情に時に悩まされ、時に勇気づけられるメンバーの激動の日々も伝えたいメッセージなんだろうと感じた。

ラストの「DNA」でのマヒトの力強い歌声を聴いていつか「全感覚際」に参加してみたいと強く感じた。
またアメリカでのある地の案内人にどんな音楽をやっているんだ?と聞かれた際に、即答で「Punk」と答えるギターのイーグルタカがめちゃくちゃかっこよかった笑。

オレ